国内史上最高額の優勝賞金1億円を賭けたAbemaTVの人生逆転リアリティーショウ「リアルカイジGP」。6月17日放送回では第3R・2ndバトルの模様が公開され、一人の若者が芸人をうならせた。
第3R・2ndバトルの内容は「タイマン泣きめっこ」。文字通り1対1の勝負で、制限時間5分以内により早く泣いた方が勝利。先泣き・後泣きはじゃんけんで決め、後泣きの者はあらゆる笑わせアイテムを使って相手が泣くのを阻止できる。両者共に泣けなかった場合は真逆の追加ルール「強面サドンデス」が発動。白竜・西岡徳馬などといった5人の強面有名人を、より多く笑わせた者が勝ち上がれる。対戦カードは第3R終了後の宿泊ホテルで同部屋だった者同士。親交を深めた者たちも多いだろうが、そんなことは一切お構いなしの非道ともいえる組み合わせだ。
そんな戦いの中盤で最年少挑戦者、18歳の永井が登場。対戦相手は20歳のホストだ。じゃんけんで勝った永井は先泣きを先行。懸命に泣こうとするも、相手の寒すぎるギャグに涙を完全に阻止されてしまう。「全然泣けない、やべぇ」と焦る永井。今度は相手の涙を止めなければならないわけだが、ここでまさかの才能が花開いた。ブーブークッションを使った「ヘーデルハウス」など、キレのいいギャグを連発し、見届け人のケンドーコバヤシも「劇場のオーディションイベントにおるくらいの(レベル)、若手芸人っぽい」と感心。相手は全く泣くことができなかった。勢いそのままに「強面サドンデス」でも5人中4人を笑わせて、見事に勝利。「すごい戦いでした」と言わしめた。
第3R・2ndバトルを終えて、20人がファイナルラウンド進出。次週8時間生放送で、いよいよ1億円を手にする者が決定する。6月24日、午後6時より放送開始予定だ。