6月20日(水)に放送されたAbemaTVのバナナマン日村勇紀冠番組『日村がゆく』で「高校生フォークソンググランプリ」が放送され、今回も、“クレイジーキャッツに憧れる”男子高校生ら、ユニークな面々が登場した。
「高校生フォークソングGP」とは、高校生たちが自らの音楽に対する想いや等身大の情熱を、オリジナルのフォークソングにして表現する大会。第3回の大会では、高校生とは思えない才能とテクニックで、崎山蒼志くんが見事優勝。放送後はその様子がネット上で拡散され、「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音や「くるり」の岸田繁が絶賛し、大きな話題となった。
そんなスター・崎山くんを輩出した第5弾となる本企画。引き続き日村と、「YOUR SONG IS GOOD」のサイトウ“JxJx”ジュン、「スカート」の澤部渡、そして女子高生たちが審査員を務める。
今年1月から作曲活動を開始したというYutoさん(16歳)、中2の頃不登校だったという河井杏寿さん(17歳)、クレイジーキャッツに憧れるというかとゆいさん(16歳)、憧れのミュージシャンはいないというMiFuさん(15歳)の4組だ。
16歳のギター歴半年というYutoさんは、人前で歌うのは今回が初めてとのことで、緊張しながらもオリジナル楽曲「紙飛行機」を熱唱し、日村は「めちゃめちゃかわいい!」と早くも絶賛。澤部渡もその歌唱力を褒め称えていた。
フリースクールでギターと出会ったという河井さんは、「たくさんいる元彼、元友達らを見返したい、見せてやりたい」と登場し、楽曲「脱衣所」で切ない歌詞&メロディを披露した。
これを聞き、「ご自身の経験なのかな?切ないですね~」と大会審査員長の日村。澤部渡は「リアリティを歌うことに抵抗がない姿がカッコイイ」、サイトウ“JxJx”ジュンは「聞いている方もドキドキした。その姿勢が聴衆を惹きつける強さになっている」と評価していた。
また、クレイジーキャッツに憧れる、かとゆいさんが楽曲「パラボラ」を披露すると、日村は「面白い曲だな~」とニッコリ。澤部は「茶目っ気と王道が混ざり合う具合が面白い」、サイトウは「声がめちゃくちゃポップ。遊び心のある音楽とその声のバランスが抜群」と評価した。
そして、4組目MiFuさんの楽曲「猫になりたい」が披露されると、その独特の歌詞の世界観に審査員らが衝撃を受けた。そんな彼を、サイトウは「みんながパンダに夢中な中、『猫になりたい』という視点にドキドキ、ズバズバくる」と評価。
しかし、ミステリアス過ぎるMiFuさんに対し、日村は「本当にヘンなこと聞くけど、好きな食べ物は何?」と質問してしまったほど。すると、「わさびのり」と10円の駄菓子を挙げたMifuさん。オリジナルソングの内容とは裏腹に、子どもっぽさのある一面も垣間見せていた。
また次回の「高校生フォークソングGP」はこれまでの5大会のチャンピオンが勢揃いする、グランドチャンピオン大会が開催される。『日村がゆく』はAbemaビデオにて配信中。さらに来週の『日村がゆく』はハワイ編第4弾をお届け!お土産ショップやマッサージを満喫、さらにスリッパ地獄が再び!? 6月27日(水)よる9時より放送される。
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