歌舞伎俳優の市川海老蔵が、妻・麻央さんの命日に寄せて自身のアメブロに想いをつづった。
6月21日のブログで「明日は麻央が旅立ってから一年です」と報告した海老蔵。夕焼けに染まる空の写真を公開し、「去年の明日もこんな空に似ていましたが、もっと赤くピンクに染まっていました」と振り返り、「六月の空ってこうなのだなと去年今年で知りました」としみじみつづった。
麻央さんの命日である22日には、麻央さんが過去に投稿したブログを辿りながら懐古。2017年4月1日のブログで麻央さんが、「私の髪の毛は、すごいことになっているのです。どんなふうかといえば子供たちから五右衛門と呼ばれるほどなのです」と、海老蔵が主演を務めたドラマ『石川五右衛門』(テレビ東京系)のスクリーンショットを紹介し、「ハンカチで少し寝かしましょう」と子ども達と藍染めしたハンカチを頭に巻いた姿を投稿したことに対し、「なにやっても、どんな時も明るく可愛く素直でステキな人でした」「まだまだ言葉では言い表せてないっす笑笑」とコメントした。
続けて麻央さんが同じく2017年4月1日に更新したブログにつづった「家族って 何ができる とか 何をしてくれる ではなく、ただその存在が 大事なのだと思います」という言葉を引用し、「余計なことですが 皆様も目の前の 当たり前を よく見つめてくださいませ」と読者に呼びかけた。
海老蔵は2017年4月5日に投稿した記事で麻央さんが「癌 ステージ4 = 死に向かって弱っていくというイメージがまだまだ強いならば希望ある違うイメージも強くしたい」「え? まだ生きてたの? と数年後にも言われたいです笑」とつづっていることに対し、「そうあって欲しかった、ただ そうあって欲しかったです」と正直な胸の内を明かした。
これらの投稿に「麻央さんが亡くなられてもう一年、早いですね」「家族ではないのに自分の事のように読んでしまい涙してます」「海老蔵さんも大変なお仕事をしながら、子育て頑張ってこられて麻央さんも安心して見守っていることでしょう」「これからも、麻央ちゃんの残した宝物 大切に育ててください」など、応援や励ましのコメントが多数寄せられている。