国内史上最高額1億円を賭けたAbemaTV「リアルカイジGP」。6月24日の生放送ではファイナルステージの模様が公開されているが、そのファイナルステージの前に敗者復活戦が行われた。
敗者復活戦出場への挑戦権を得たのは第3Rで脱落した74人のうち、あらかじめ公式HPで募集した視聴者投票で上位だったセクシー女優・葉月美音、女同士の戦いに敗れた小林ひろみ、古民家男・鈴木信定、鉄仮面男・ガヴァチョ、難病の妻を持つ佐藤博也の5人。この5人で原作・カイジでおなじみティッシュ箱クジ引きが行われたのだが、まさかの展開が待ち受けていた。
これぞ神のいたずらか。5枚あるティッシュのうちの3枚に「○」。この「○」を引ければ敗者復活戦に出場できるのだが、始めにクジを引いた葉月、続いて引いた小林がハズレを引いてしまったのだ。「ウソでしょ」と取り乱す葉月と、言葉を失う小林。鈴木、ガヴァチョ、佐藤はクジを引くことなく敗者復活戦出場の権利を得た。
すぐさま行われた敗者復活戦は30連ロシアンルーレット。1発装填された弾を打ってしまった1人のみが脱落となる単純明確なルールで、事前申告で1人2発まで引き金を引くことができる。順番は鈴木、ガヴァチョ、佐藤。序盤から鈴木とガヴァチョは「2発」と強気で、対して佐藤は「1発」と慎重な姿勢を見せた。
だが、2周目で佐藤は「2発」を選択。無事成功すると、大きく息を吐いた。それを見た鈴木は「1発」とひとこと。これも成功すると、ガヴァチョは悩みに悩んだ末、変わらず強気に「2発」とコールした。
周囲からどよめきが起こる中、ガヴァチョは引き金を…。「バンッ」。無情にもガヴァチョのこめかみの横で火花が散り、その瞬間、ガヴァチョの脱落が決定した。
これで、鈴木と佐藤がファイナル進出。予選を勝ち抜いた悪女系出っ歯モデル・チャベス愛、母に捧げる枕営業・彩風仁、ホームレス鳶・中野隆二、ガテン系元ヤン・杉山雄基、全身タトゥー男ディアム・フォスタ、不死身の兄貴・成田童夢など予選を勝ち上がった者たち、敗者復活のど自慢で最高得点を叩き出した菊地泉貴、謎解き正解でいきなり決勝進出権を手にした辻本一樹ら共に1億円を賭けて戦う。数時間後、いよいよ勝者、即ち1億円獲得者が決まる。
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