AbemaTVの人生逆転リアリティーショウ「リアルカイジGP」6月24日生放送は、いよいよファイナルステージ。1stバトルでは落選総選挙が行われた。
1stバトルに挑戦するのは、同生放送中の敗者復活戦を勝ち上がった2人、難問を解いていきなり決勝進出を手にした者などの計24人。全員が会場に呼ばれると総合MCの極楽とんぼ・加藤浩次より任意で各4人、6つのグループを結成するよう指示された。挑戦者たちはグループごとに戦うように考えていたようだが、まさかの逆。AからFの列に各グループが適当に並んだ後に1stバトルの内容が発表されると、挑戦者たちの表情が一変した。落選総選挙はアルファベットのA、各グループ先頭に立つ者から順に演説し、グループ内で最も投票割合の高かった1人のみ最終決戦へと進める内容。演説時間は1分間で、ジャッジを下すのは視聴者だ。
Aグループは飲み会サラリーマン氏原、栄光の愛妻家菊谷、ガテン系元ヤン杉山、無職ニート菊地の4人であった。一発目のグループということもあり、1分間で1億円への想いをまとめられない者が大半であったが、菊谷は「嫁や仲間へ恩返ししたい」と熱弁。それが視聴者の心に響いたのか、投票割合43.4%を獲得して次ゲームへの挑戦権を獲得した。
Bグループでもそこそこルパン水谷が、シングルファーザーで娘を育てる苦労を吐露。ジャケットに描かれた応援メッセージを見せ、見事に勝ち上がった。Dグループではトリノ五輪・スノーボードハーフパイプ日本代表の成田童夢が平壌五輪金メダリスト弟・緑夢との兄弟北京五輪進出、金メダル獲得という目標を熱弁。「金メダルを取るにはお金だけじゃ足りない、みなさんの力が必要」と訴えて勝利した。
敗者復活戦から勝ち上がった号泣パパ佐藤はEグループ、2番目で登場。「難病の妻と子供を世界中の何よりも誰よりも愛している。1億円があればもっと楽にしてあげられる」と力説。視聴者の心を動かした。ラストFグループでは全身タトゥー男のディアム、悪女出っ歯モデルのチャベスなどキャラの濃いメンバーが揃っていたが、そんな中で勝ち上がったのは、今まで一度も番組内でフィーチャーされなかった女性、井門。「カンボジアでは水も飲めない、電気も止まる、5歳の子供が夜にお金下さいと徘徊している、この現状を変えたい」と、1億円を使ってカンボジアで畑をやりたいと想いをブチまけた。
落選総選挙を終え、6人が最終決戦に挑戦。カイジ原作でもお馴染みのEカードバトルがトーナメント形式で繰り広げられる。勝利の女神は誰に微笑むのだろうか。
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