対戦型カードゲーム「Shadowverse(シャドウバース)」のプロリーグ、「RAGE Shadowverse PRO LEAGUE」第6節が6月24日に行われ、首位の名古屋OJAベビースターと最下位のレバンガ☆SAPPOROが対戦。圧倒的不利との下馬評を覆したレバンガが2-1で勝利し、開幕からの連敗を5で止めた。

リーグ戦4勝1敗で首位に立つ名古屋OJAは、個人戦で勝率8割と好成績をおさめ、チームを牽引する原動力となっている2pick戦の達人、さにをいつも通り初戦に投入。対する最下位のレバンガは、第4戦から3戦連続で2pick戦を担当している真春が参戦した。
第1試合、序盤は互角の展開となったが、徐々に真春がペースを握る。防戦一方となったさには真春の猛攻を耐えしのぎながら反撃の機を伺うが、最後は真春が押しきり、個人としてもチームとしても貴重な1勝を挙げた。
勝利を決めた瞬間、感極まった様子で顔を覆った真春は「実力では完全に負けているので運が良かったです。これから今日の試合を復習して、次に生かしたいと思います」と目をうるませながらストイックに語った。
今大会初のアンリミテッドフォーマットとなる第2試合、まさかのさにの敗北で俵に足がかかった名古屋OJAはSOS。リーグ戦初勝利まであと1勝と迫ったレバンガはさわさきが出場した。
しかしながらSOSは序盤から咳き込んだり水分を頻繁に口にするなど、明らかな体調不良が見て取れる状況。第1バトル、それでも序盤はSOSが実力を見せ一方的に追いこむが、さわさきも冷静に反撃。激しい打撃戦となったが最後はさわさきがSOSを振り切り1本先取。初勝利に王手をかけた。
第2バトルは早い段階でさわさきが優勢となり、笑顔を浮かべながらあっさりと勝利。レバンガの初勝利は首位の名古屋OJAからという金星となった。
待望のリーグ戦1勝を決めたさわさきは「周りの人が応援してくれていたので、勝ててすごくうれしいです」と笑顔で周囲への感謝を口にした。
第3試合、なんとか一矢報いたい名古屋OJAはリミテッドに合わせ調整してきたえすぴーがリーグ戦初登場。3連勝を狙いたいレバンガは、きょうまが出場した。
この試合はえすぴーが初出場とは思えない戦いぶりで第1、第2バトルを連取。名古屋OJAが首位の意地を見せ、1勝をもぎ取った。
3連敗を阻止したえすぴーは「きょうまさんとは一度やってみたかったので、対戦できて嬉しかったです。勝ててほっとしています」と冷静な表情で語った。
次回第7節は7月1日に開催される。初勝利を挙げたレバンガはよしもとLibalentと。名古屋OJAはauデトネーションと対戦する。
【試合結果】
レバンガ☆SAPPORO 2-1 名古屋OJAベビースター
第1試合
○真春 1-0 さに●
第2試合
○さわさき 2-0 SOS●
第3試合
●きょうま 0-2 えすぴー○
(C)AbemaTV
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