歌舞伎俳優の市川海老蔵(40)が24日、長女の麗禾さん(6)、長男の勸玄くん(5)とともに長野県・志賀高原で行われたイベント『ABMORI(えびもり)』に参加した。
今年で5回目を迎えるこのプロジェクトは「未来のために森をつくろう」と考えた海老蔵に、昨年亡くなった妻・小林麻央さんが協力する形で始まった。『ABMORI』の参加について海老蔵は「彼女(妻・麻央)がやっていたことは、人として素晴らしいことが多かった。それを私も継続してできるということは、私としては幸せなことです」とコメント。
麻央さんの遺志を受け継ぐ活動に、イベントでは親子が力を合わせ、海老蔵が掘った穴に、息子の勸玄くんが苗を植える場面もあった。
妻であり母親である麻央さんを失って1年。海老蔵は、癒えない家族の悲しみについて「1年経ってもあまり……家族自身は我慢して生きているじゃないですか」と複雑な心境を語る。
その上で「彼ら(麗禾と勸玄)はお母さんがいなくなって、自分たちが処理をしていく時間としては、まだまだ時間はかかります」と麗禾さんと勸玄くんに言及し、「けれどそれをちゃんと受け止めている2人がいるので、少し成長したかなと思います」と子ども2人の成長を噛みしめ、目を細めた。
(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)