乃木坂46の写真集「乃木撮 VOL.01」(講談社刊)が6月26日に発売。これを記念して本日、東京・講談社にて白石麻衣、松村沙友理、秋元真夏、与田祐希、大園桃子が記者会見を行った。
本作は乃木坂46の全メンバーが1人1台デジカメを持ち、およそ1年半にわたり楽屋などの様子を撮影してきたものをまとめた、オフショット満載の写真集。掲載カット数は600枚以上、総ページ数は252ページに及ぶ。初版発行部数は乃木坂46写真集史上最多の20万部を記録、発売前から重版を繰り返し、累計発行部数はすでに28万部を突破している。作品の出来を聞かれ松村は「ずっとメンバー同士で撮り溜めていたので。それが大ボリュームになって1つにギュッと詰まっている感じが、読んでて本当に飽きないです。たくさんの人に見ていただけたらと思います。大満足の出来です」と胸を張った。メンバー間で撮影が行われた事について聞かれ、与田は「いつも一緒にいるメンバーとだと、素の感じでいられるし、作ってない表情が載ってるんじゃないかなと思います」と返す。続いて、大園が「真夏さんは、すぐカメラを構えてくるから、ちょっと嫌な顔しちゃったりとか(笑)」と天然発言を炸裂させ記者陣を笑わせると、慌てて「本当に嫌なんじゃなくて(笑)。近づいて撮ってくるから、”ムッ”とした表情になっちゃいました」とフォローを入れていた。これに秋元は「ファンの方って”ムッ”とした表情を見る事がないじゃないですか? 普段だったら撮らないんですけど、私は『ラッキー』って思って収めちゃいました」と笑顔でその意図を明かしていた。
お気に入りの写真について質問を受けると、秋元は白石のキス顔写真を挙げ、「普段だったらこの顔でグラビア撮影に臨む事はないと思うんですよ。これは私にしか見せない気を抜いた表情なのかなと思って。なので、私だけで留めておくのは勿体ないので、ぜひ皆さんにも見てもらいたいです」と理由を説明した。大園は、秋元が白石に後ろから抱きつきながら両頬に手を添えている写真を挙げ、「真夏さんに詰められている白石さんがかわいいなと思いました」と語る。そんな白石と秋元は、写真集の中にそれぞれY字バランスをしているカットが収録されているが、白石の1ページに対し、秋元は4分の1ページという規模で掲載された。記者からこの指摘を受け秋元は「確かに! 言われるまで気にもしなかったんですけど…。同じポーズなのに、どういう事…?」と疑問を呈す。これに記者が「多分、足がキレイに上がってない写真を大きく掲載すると晒し者になるから…」と答えると、彼女は「ひどいっ(笑)。そんなこと…。じゃあ、分かりました。次までにY字バランス、めっちゃ上手くなってきます。ぐにゃぐにゃにしてきます」と返して、会場の笑いを誘った。また会見では「2018 FIFAワールドカップ」でサッカー日本代表の本田圭佑選手と岡崎慎司選手が試合中に繰り出した”敬礼ポーズ”が話題に及ぶ場面も。秋元が「かわいすぎたので、乃木坂内でも流行らせたい」と話すと、記者のリクエストに応えて5人は敬礼ポーズを披露した。
乃木坂46写真集『乃木撮 VOL.01』(講談社)
撮影/乃木坂46
この後で記者から「楽屋でメンバーの決定的瞬間を見たという経験は?」と質問が飛ぶと、しばらく悩んで秋元が「決定的瞬間というほどではないかも…」と前置きしつつ、「『乃木撮』の中にも収録されているんですけど、まいやん(白石麻衣の愛称)が事あるごとに私の鼻に指を突っ込んできて。それは本当に予測もしてないタイミングで、ボーッとしてる時に静かに後ろから鼻に指を入れてきたり。あとは真っ正面からもグイッときたり」と明かす。まさかの告白に会見場は笑い声に包まれつつ、白石は「ごめんなさい」と素直に謝罪していた。さらに「グループの仲の良さが出てるのが写真集のポイントだと思うんですけど、乃木坂の”仲の良さの秘訣”ってどんなところだと思いますか?」と質問が飛ぶと、大園は「好きだから、仲が良いんだと思います。みんなの事が好きだから」と笑顔でコメント。あまりのかわいらしい回答に、先輩メンバーたちは「ありがとう、うれしい」と言いながら思わず頬をゆるませていた。最後はメンバー揃ってカメラをモチーフにしたという「乃木撮」のポーズを繰り出し、この日の会見を締めくくった。
撮影:Otani Kota