23日深夜、『カンニング竹山の土曜The NIGHT』(AbemaTV)が放送された。

番組には一般社団法人こころぎふ臨床心理センター、センター長の長谷川博一氏が登場。『殺人者はいかに誕生したか』 (新潮文庫) の著者であり、同著は凶悪事件を引き起こし社会を震撼させた人物について、面会や手紙でのやりとりを元に心理分析した内容となっている。
2005年に起きた『自殺サイト殺人事件』。自殺サイトで知り合った相手に「心中しよう」と持ち掛け女性を殺害、容疑発生後さらに2人の被害者が発覚したという事件についても、長谷川氏は関わりがあるという。
犯人の死刑は2009年に執行されているが、裁判進行中に鑑定人として呼ばれた長谷川氏は死刑判決後も犯人から連絡を受け、面会を繰り返したそう。
“性犯罪”にカテゴライズされる同事件。相手の苦しむ様子に性的興奮を覚えるという犯人だが、エリート警察官である父親からも2度、首を絞められる“体験”があったという。

理由は不確かだが、父親から首を絞められたという出来事を境目に“何か”が芽生えたようで、小学校5年生で目の前を歩く女の子の首を絞めるという凶行に走り、その後おびただしい数の犯行におよんでいる。
長谷川氏は理解不能な性犯罪が繰り返される影には、何かの体験と思春期の性的興奮が「結びつく」現象が起きているとして、「30(歳)過ぎてからも、そこから離れることができない」と、因果関係を説明した。
▶︎『カンニング竹山の土曜The NIGHT』はAbemaビデオにて配信中
(C)AbemaTV
この記事の画像一覧
