6月24日、代官山UNITにて、レイザーラモンRGによるソロデビューシングル『いただきます』『DO THE パンダッ！』リリースパーティーが行われ、RGのほか、ゲストに本作の楽曲プロデューサーを務めたm.c.A・Tや、レーベルヘッドの藤井隆も登場し、賑やかな一夜となった。
この日は1部が通常のリリースパーティーとなり楽曲が披露されたが、1部の倍の80分という時間を要し、ボルテージ全開となったのは2部の「RGあるある歌謡祭」。「RGあるある歌謡祭」とは一体何なのか…。AbemaTIMESでは、魅惑の模様をレポートしたい。
1部の冒頭、パンダがあしらわれた衣装を羽織り、パンダの人形を片手に『DO THE パンダッ！』を熱唱したRG。ぎっしりと人で埋め尽くされたフロアには、お手製のパンダの人形を一緒に持ったり、うちわを振ったりなど、健気に応援する客の姿が目につく。さらには、feat.ボーカルで参加したMAGiC ‘PANDA’ BOYZももちろん駆けつけ、一緒に会場を盛り上げた。歌い終われば速攻、肩で息をし始めたRGだったが、ここで早くも「教祖さま」と崇めるゲストのm.c.A・Tを呼び込み、『いただきます』を振りつきでしっかりと合唱。
さらには、「ここの皆でコラボするしかないっしょ？あれやるしかないっしょ？」と煽りまくったRGは、現在再ブーム中のDA PUMPの最大ヒットシングル『if…』（※作詞：m.c.A・T）のイントロを促すと、客席も大盛り上がり。本家m.c.A・Tが1番を高らかな美声で歌い上げ、2番ではRGのおなじみ、あるあるネタに引っかけて「m.c.A・T、あるある言いたい～」とアレンジを効かせ出す。オチは「グミたべがち～（rec時）」と締め、大賑わいで1部は幕を閉じた。
DJのインターバル後に開始された2部の「RGあるある歌謡祭」。本イベント、これまで仙台で二度ほど開催されているそうで、東京では初となる。内容は、観客から「あるある」のお題を募集し、RGが即興で「あるある」を歌うという客参加型イベントだ。早速お題を募れば半数以上が勢いよく手を挙げ、最初に選ばれたお題は「パンダ」。すると、RGがケニー・ロギンスの『フットルース』に乗せて、さらには「羽生ゆづぁる」（※本人曰く）の様相で突如現れ、カラオケ伴奏で歌いながら最終的にあるあるを言う、予想通りの両者大満足の流れであった。
「RGあるある歌謡祭」では、そのようなRGと観客による、「MAGiC BOYZ」あるある、「顔パンパン」あるあるなどの、あるある応酬が繰り返されたほか、入れ替わり立ち代わりでゲストが登場した。場を沸かせたのは女王・椿鬼奴。ビースティ・ボーイズの『ファイト・フォー・ユア・ライト』ほか数曲を熱唱したかと思えば、DJのBGMをバックにホイットニー・ヒューストン『I Will Always Love You』を情感たっぷりに聞かせる。ハイライトはRGとともに行ったもはや鉄板ネタ、BARBEE BOYSの『目を閉じておいでよ』だったろう。そして、盛り上がりが最高潮に達した頃、スペシャルゲストの藤井隆が「瀬戸朝香」として現れ（！？）『夏色の“永遠”』など3曲を披露した。
1部にしか出演予定がなかったはずのm.c.A・Tも、RGに半ば強制的に引っ張り出される形で、またもやDA PUMPの『Crazy Beat Goes On！』（※作詞：m.c.A・T）を檀上で歌うことになり、おっかなびっくりながらも再登場。カラオケが流れ出すと腹をくくった様子で、ノリノリで高音を響かせてくれた。懲りないRGが、「喉、温まったでしょ？『Bomb A Head！』聴きたくないかあ！？聴かずに帰れないよね！！」と観客を煽りまくり、続いて披露することになったm.c.A・T。このラッキーサプライズには、観客も大喜びで体を揺らしていた。
テキスト・写真：赤山恭子
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