映画『君が君で君だ』の完成舞台挨拶が26日、都内で行われ、主演の池松壮亮(27)、満島真之介(29)、大倉孝二(43)らが出席した。
同映画は、韓国人女優キム・コッピ(32)演じるソンに恋をし、彼女が好きな人物「尾崎豊」「ブラッド・ピット」「坂本龍馬」になりきり、10年間にわたり彼女にその存在がバレることなく、彼女の後をつけ同じものを食べるなど、彼女を見つめてきた3人の男たちの愛の結末を描いたラブストーリー。
今月、中国で開催された「第21回 上海国際映画祭」で上映された際、池松は会場で現地の関係者に声をかけられたそうで、「帰り際に『もうこんな映画上映するな』って(関係者に)文句を言われたみたいで」とその時のエピソードを告白。「日本でも公開前に打ち切りにならないか心配ですね」と苦笑した。
また、“好きな女性を見守りたい”という一途な3人の男の愛を描いた内容になぞらえ、好きな女性へのアプローチについて池松が「なんか、そういうの苦手で。初めてもらったラブレターを持って帰るのが恥ずかしすぎて、帰りに工事現場に投げましたね」と話すと、会場からは驚きの声があがった。
(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)