元衆議院議員・杉村太蔵「2股3股は当たり前」と激白も…“女性スキャンダル”がない理由とは? 『しくじり先生』未公開シーン
テレビ朝日で昨年9月末までレギュラー放送していた「しくじり先生 俺みたいになるな!!」がAbemaTVで「しくじり先生 俺みたいになるな!! Classics」として復活した。
今回、放送時反響が大きかった伝説の授業を、泣く泣くカットした未公開映像を大幅にプラスして再編集。地上波では見られなかった「しくじり先生」の“完全版”の授業がAbemaTVで放送された。
先生として登場した元衆議院議員の杉村太蔵は授業の冒頭で「このしくじりという言葉、私ほど当てはまる人間はいない。今でもこう思う。もしあのとき、あれさえなければ大臣になっていたかもしれない」と振り返る。
そんな杉村が議員を志してから当選するまでの日数はわずか1カ月。杉村は「おそらく、日本の憲政史上最短だと思う」と話す。さらに「元々、証券会社に勤務していた。証券会社の上司に、“小泉解散”で株価が跳ね上がるぞ、と。『株価の動向を調べなさい』と言われたのが8月16日。その時にたまたま自民党のWebサイトにぶち当たった。そうしたら候補者を公募していた」と立候補に至るきっかけを明かした。そして、5回の面接と3回の論文試験を経て、8月30日に立候補が決定し、9月11日に当選した。
(▲当選したときの感動を再現した杉村)
杉村は「当選から2週間後、私がどうなったか。全国民に向けて謝罪会見をすることになった」とさらなる展開について解説。さらに「この謝罪会見は自民党の歴史に名を刻んでいる。新人議員で単独会見を開いたのは私が最初で最後。しかも私は違法行為をしたわけではない。差別的な発言をしたわけでもない。ただただ失言をした」と当時のことを説明した。
失言は「早く料亭に行ってみたい」「これで念願のBMWが買える」「真っ先に調べたのは国会議員の給料ですよ。2500万円ですよ」(実際の給料は約2200万円。現在は約2150万円)というものだった。
杉村は「一度失言をした人間は失言を挽回する発言を狙い過ぎてしまう」とし、その実例として「おばんでぇ~す。杉村太蔵でぇ~す」「仙台最高!アイ・ラブ・ジャパン!」を挙げ、「政治家は遠い存在なのに身近に感じてもらえたらいいなと思って。でもね、本当に怒られた」と振り返った。当時の武部勤幹事長に大激怒されたという。そこで得られた教訓が「上司の怒りは黙って聞いていればいつかは収まる」だ。
失言をしてしまったのは「テンションがMAX」で「俺は変わる!俺の人生何か変わる!うおおおおお!という叫びたい気持ち」が「料亭に行ってみたいになってしまった」からだという。
そんな杉村の座右の銘は「うるせぇ」だ。杉村は「4年間、いろいろ言われたが最後まで心の中で『うるせぇ』と思っていた」と明かす。杉村によると、失言をする人には「注目を浴びて育つ」という特徴があるのだという。
杉村は小学校で児童会会長、小学校で生徒会会長、高校ではテニス部のキャプテンで国体を制覇している。最初の失言はテニスでの「ミスしろっ!」というもので、地方には審判がいないので当時は怒られなかったという。
こんなにも失言が多いのに、なぜ杉村は生き残ってきたのだろうか。その秘密を杉村は「カネと女にはメチャクチャ気をつけていた」と明かす。
「カネで失敗しないために会計士2人、弁護士3人を常にスタンバイ」させ、さらに脱税を疑われないように税務署の職員と一緒に確定申告したという。事実「2股3股は当たり前」だったと話すが、女性スキャンダルが出ないよう「銀座、六本木には絶対に行かなかった。地図から消した」と明かした。
杉村が最後に贈った言葉はやはり「うるせぇ」。怒られたときに心の中でそう思うか、素直に謝るかは自分次第だ。その他、アンミカ先生の 「スパイに騙されて1000万円取られちゃった先生」、中田敦彦先生の「中田塾~伊能忠敬~」など、今回見逃してしまった人はAbemaビデオで視聴可能だ(期間限定・無料)。
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