生身の人間をラブドールにするという「人間ラブドール製造所」に、AbemaTVの番組「給与明細」が潜入取材した。

元々は男性の性的欲求を満たす目的で作られたラブドールだが、現在はその美しさにも注目が集まっている。写真集やブロマイドも発売されるほどで、観賞目的で購入する人も少なくないという。盛り上がりを見せるラブドール業界で、また新たなビジネスが誕生した。ラブドールに憧れる注文客に特殊なメイクを施し、まるでラブドールになったかのような写真を撮影する会社、それが人間ラブドール製造所だ。
7月1日放送の同番組では、人間ラブドール製造所に取材した様子が放送された。取材当日、同社には30代のOL女性が来客していた。お気に入りの本物のドールと一緒に撮影がしたいという彼女を、顔面製造化粧師IMAが丁寧なメイクでラブドール化させ、製造写真師LEiyAがラブドールに見えるポーズや表情を指導。今回は、段ボールに梱包されているラブドール「マリア」という設定で撮影が行われた。撮影中は女性客もラブドールになりきり、IMAとLEiyAのなすがままになるのがルールのようだ。
出来上がった写真は、ラブドールそのもの。女性客は、「決して安くはないですけど、ドール的に撮りたいってなると、わかってる人じゃないとポージングができないから」と満足した様子。さらに、「ラブドールは役に立たない存在じゃないですか。場所を取るしお金もかかって高いし。そんな役に立たない存在になってみたい」とラブドールへのディープすぎる憧れを語っていた。
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