アイドルオーディション番組『ラストアイドル in AbemaTV #5』が、AbemaTV（アベマTV）で放送された。
『ラストアイドル in AbemaTV』は、秋元康、つんく♂、指原莉乃、近田春夫、後藤次利の5名の有名プロデューサーたちが、それぞれアイドルユニットとタッグを組み、シングルの表題曲をかけて対決するオーディション番組。各プロデューサーは、担当するユニットの楽曲・ダンス・衣装のすべてをプロデュースする。バトルは総当たり戦形式で行われ、審査には視聴者投票も影響する。
第4回戦は、秋元康プロデュース「Someday Somewhere（サムデイサムウェア）」VS近田春夫プロデュース「Good Tears（グッドティアーズ）」だ。
前回は後藤次利プロデュース「LaLuce（ラルーチェ）」にすべての票を奪われ、完敗した「Someday Somewhere」。放送終了直後、観客から「サムサムがんばれ！」「次勝つぞ！」と応援されると、涙を流しながらステージを後にした。舞台裏で号泣するメンバーたちは「秋元先生が素敵な曲をくださったのに、負けてしまったのは申し訳ない」と思いを口にする。
しかし、ここであきらめない「Someday Somewhere」のメンバーは、“歌唱力”が課題だと分析。さっそく基礎的なボイストレーニングを開始。前回よりも完成度の高いパフォーマンスを目指して、1人1人が猛特訓した。
一方、前回のバトルで指原莉乃プロデュース「Love Cocchi」に勝利した「Good Tears」。近田プロデューサーの今回の作戦は、「サビを倍にする」という大胆なものだった。さらにパフォーマンスについては「変えたかったら自分たちで変えちゃっていいよ」といい、メンバーへの信頼を示した。
続けて、「絶対優勝するよ、目標はそこじゃない。紅白歌合戦に出て、トップバッターで歌う。そういうイメージを持ってもらいたい」と、驚きの最終目標を語り、颯爽とその場から立ち去った。
これを受けて、「Good Tears」のリーダー池松愛理は、「さっき近田さんがおっしゃっていた、『自分たちでやりたいようにやっていいよ』っていうのが、逆にプレッシャーというか。近田さんの思うような振りじゃなかったらどうしようって」と、一度は不安を口にしたものの、「でも、近田さんなら『いいよいいよ』って言ってくれる気がする」と前向きに考えた。
パフォーマンスは、先攻「Someday Somewhere」、後攻「Good Tears」の順で行われた。まず「Someday Somewhere」は、前回よりも歌唱力が鍛えられ、気持ちが強くこもったパフォーマンスを披露。観客たちのコールにも熱が入り、一体感が生まれた。
続いて「Good Tears」は、近田の作戦通りにサビが長くなったバージョンを披露。さらにメンバーたちによるオリジナルの振り付けも追加され、ノリの良い楽しいステージとなった。
そしていよいよ結果発表。まず視聴者投票の結果は、63.9％対36.1％で「Someday Somewhere」が勝利。次に発表された審査員のピエール中野と竹中夏海の票を集めたのも、「Someday Somewhere」だった。
念願の勝利を手にしたメンバーたちは、「ファンのみなさんや家族の思いを背負ってきたので、やっとここで報われて本当にうれしいです。ありがとうございました」と涙を流して喜んでいた。
次回はつんく♂がプロデュースする「シュークリームロケッツ」と指原莉乃がプロデュースする「Love Cocchi」が対決。『ラストアイドル in AbemaTV #6』は7月8日よる7時放送だ。
（C）ラストアイドル製作委員会
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次回は7月8日よる7時放送！ ▶︎ 『ラストアイドル in AbemaTV #6』
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