ひらがなけやきこと、けやき坂46が音楽配信サイト「レコチョク」の2018年上半期新人アーティストランキングで1位を獲得。昨日7月5日、東京・レコチョク本社にて行われた授賞式に柿崎芽実、齊藤京子、佐々木美玲の3名が登壇した。
左から、けやき坂46の柿崎芽実、佐々木美玲、齊藤京子
上半期新人アーティストランキングは2018年1月1日から6月30日の間にレコチョクサイトにて配信デビュー、またはCDデビューしたアーティストを対象に楽曲ダウンロード数を集計したもの。けやき坂46の1stアルバム「走り出す瞬間」は、6月20日にCDで全3形態でのリリース、デジタルでは「走り出す瞬間(Complete Edition)」として全28曲を収録したバージョンも配信された。
表彰式で、レコチョクの執行役員・柴崎栄太郎氏よりトロフィーを授与し、齊藤は「本当に光栄です。いつも応援してくださってる皆さんのおかげだと思ってます」と感謝の思いを口に。続けて佐々木は「アルバムを単独で発売できると聞いた時、うれしい気持ちもあったんですけど、知名度も全然ない私たちが、単独のアルバムを発売して大丈夫かな? って不安もありました。こうやって新人アーティスト1位をいただいてすごく、すごくうれしいです」と素直な気持ちを明かすと、最後に「ひらがなけやきとして、アルバムが出せるのは本当に夢のようにうれしい事だったんです」とコメントした柿崎は、今回の受賞に喜びもひとしおの様子だった。
授賞式後に行われた囲み取材では、現在開催中の「『走り出す瞬間』ツアー2018」について話題が及ぶ場面も。ツアー中で印象に残っている事について聞かれ齊藤は「(アルバム)収録曲に『車輪が軋むように君が泣く』という曲があるんですけど、その曲が初めてお客さんと合唱する曲で。ツアーでみんなで歌った時、幸せな瞬間でした」と明かす。また7月10日に千葉・幕張メッセイベントホールにて、ツアーのファイナル公演が行われるが、これについて思いを聞かれた柿崎は、「去年開催したツアーの千秋楽も幕張メッセでやっていて。でも私は骨折してしまって、最後のステージに立つ事ができなかったので、今回は最後までしっかり全員で元気にやれたらいいなと思います」と語る。続けて齊藤は「最後は今までの成果を出しきって、最高のライブにしたいと思います」と回答。また、7月20~22日の3日間にわたり、山梨・富士急ハイランド・コニファーフォレストで開催される「欅共和国 2018」への意気込みを聞かれた佐々木は、「年に1回、漢字欅さんとひらがなけやきが一緒にできるライブなので。あと野外って事もあるので、それを活かしてお客さんと一緒に盛り上がれたらいいなと思います」と笑顔で話した。
MCから「7月7日の七夕に願う事をそれぞれに伺いたいです」という質問が飛ぶと、柿崎は「クラゲが好きなので、飼いたいです」と笑顔で明かす。ほっこりするような回答の後で、佐々木は「釣りが好きなので、今年マグロの一本釣りがしたいなと思います」とワイルドな願いを吐露し、MCを驚かせていた。最後にラーメン好きで知られる斎藤は「齊藤京子プロデュースのカップラーメンを作りたいです」と野望を明かした。
また、配信開始からわずか11日で2018年度上半期の新人1位を獲得し、人気急上昇中のグループの現状について感想を聞かれ、柿崎は「あんまり実感は沸いてないんですけど。最近街を歩いてても気づいてもらうことがよくあって、びっくりしてます。うれしいです」と語る。佐々木は「上半期新人アーティスト1位をいただけるなんて本当に想像もしてなかったので、今鳥肌が立ってます。うれしいです」を素直な思いを明かし、最後に齊藤は「正直、ひらがなけやきって存在を知られてないと思ってるので、今どうなってるのかよくわかってないです」と告白して、記者陣を笑わせていた。