ポーカー愛がダダ漏れしているのか、AbemaTV「GACKTプロデュース!POKER×POKER~業界タイマントーナメント」でのアーティスト・GACKTは、とにかく饒舌だ。それでも「テキサスホールデム」ルールを採用したポーカー対決はいうまでもなくガチ。基本的に会場は緊張感ある空気に包み込まれているのだが、7月6日放送回のキャバ嬢代表・愛沢えみりと麻雀界代表・多井隆晴との対決は、少しばかり様子が違った。愛沢えみりが、まさかの笑い上戸であったのだ。

「10年間男性を見てきたので、相手が男性だったら私が虜にしてチップを切らせる」と、試合前に高笑いした愛沢。対する多井は「(愛沢は)モデルもやり、社長業もやり、三足のわらじですよね。こっちは麻雀一本。なんで負けるんですか」と、試合開始前はバチバチの様相を呈していた。だが、試合が始まると、いきなりその雰囲気が一変。多井が手を組んでクネクネさせたウォーミングアップの仕草で、愛沢の笑いのスイッチが入ってしまったのであった。
「真剣勝負ですので、決して笑わないようにお願いします」。実況と解説のGACKTがすぐさま指摘した通り、当番組は試合中に「笑ってはならない」のがルール。笑ってしまうと会場内にサイレンが鳴り響き、5000点の罰符を払わなければならない。各自、持ち点は10万点。連発すればじわじわとくるペナルティだ。早くも愛沢が罰符を払った第1ラウンドは、お互い様子見。まずはお手を拝借か。愛沢の4000点コールでボードのカードがめくられると、「スペード8・クローバー9・スペード9」のペアボードであった。あらゆる役が狙える組み合わせだけに、GACKTが「まるで仕込まれたかのようなペアボード」とコメントすると、その言葉にも愛沢は過剰反応。様子を伺う多井に対しても笑ってしまった際には「すごく見てくるんですよ」と反論したが、「そういうゲームだ。それをポーカーと呼びます」とGACKTに軽くあしらわれていた。
その後も笑いを堪えられない愛沢は、GACKTに「向いてないぞ、ポーカー」と言われる始末。強い役であるにもかかわらずチップ上乗せの心理戦を自ら止めてしまって「あ、間違えた」と叫んだ際にも、「完全に間違えている」と指摘されていた。かろうじて第1ラウンドは勝利した愛沢。この番組初めての笑い上戸は以降、どのような戦いを見せるのであろうか。
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