働き方の多様化が進む中、フリーランスとして働く女性たちが注目を集めている。SHELLYがMCを務める『Wの悲喜劇～日本一過激なオンナのニュース～』（AbemaTV/アベマTV※毎週土曜23時から放送中）では、「日本に私だけ？オンリーワンフリーランス女子」をテーマに、変わった仕事をしているフリーランス女子たちが集まり、その実態を語った。
（番組に出演したフリーランス協会代表の平田麻莉さん）
プロフェッショナル＆パラレルキャリア・フリーランス協会代表を務めている平田麻莉さんは、「フリーランスだと会社員より保険料が高かったり、妊娠や出産、育児にかかったりするお金にも驚くほど差がある」と話す。妊娠や出産の場合、会社員であれば育児休業給付金、出産手当がもらえるが、フリーランスにはそれがない。また、健康保険などの社会保険料も、会社員は産休、育休中は支払いが免除されるが、フリーランスは支払わなければならない。そのため、月収30万円の場合、子どもが1歳になるまでにおよそ300万円、会社員よりフリーランスの負担が大きくなるという試算もあるのだ。
平田さんは「後ろ盾がないので、トラブルがあったときには自分が全部かぶらないといけない」とコメント。さらに、年会費1万円で加入できるフリーランス協会では、会員のベネフィットプランとして損害賠償保険や、健康診断の優待などがあると説明した。
平田さんのトークを受け、MCのSHELLYも300万円という金額差に驚き。「（フリーランスだと）会社に所属していないから健康診断はやってくれないんですね……」と話すと、平田さんは「人間ドッグを自分で受けるとめちゃくちゃ高い」「でも身体が資本なので、フリーランスこそ健康が大事だと思う」とコメントした。
（フリーランスのコラムニストの川崎環さん）
フリーランス歴23年でコラムニストの川崎環さんは「私も協会に入りたい」と意気込み。川崎さんは「私の時代には協会がなかったから全部自分で背負うのが当たり前だと思っていた」と続け、「いい時代になった」と感動した様子でうなずいた。
(C)AbemaTV
（AbemaTV『Wの悲喜劇』より）
（ライター/小林リズム）
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▼『Wの悲喜劇』次回：「オトナ女子の発達障害」
・7月21日(土) 23時～
・翌17時～再放送
