大人気放送中の『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』より、2つのプレミアムドラマが登場。いずれも、夏の劇場版『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー en film(アン フィルム)』の公開と同日の8月4日(土)より配信されることが、キャスト登壇のイベント「テレ朝夏祭り」において電撃発表された。
7月14日(土)から8月2日(木)にかけて「テレビ朝日・六本木ヒルズ夏祭りSUMMER STATION」内で開催されている、仮面ライダー&スーパー戦隊の「夏映画スペシャルイベント」。8月4日(土)から『仮面ライダービルド』&『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』両作品の劇場版が公開されるのに合わせて、テレビで活躍中のキャスト陣が日替わりで登壇し、気になる撮影裏話などを披露する。
2日目となる7月15日(日)は、『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』より、ルパンレッド=夜野魁利役・伊藤あさひ、ルパンブルー=宵町透真役・濱正悟、ルパンイエロー=早見初美花役・工藤遥、パトレン1号=朝加圭一郎役・結木滉星、パトレン2号=陽川咲也役・横山涼、パトレン3号=明神つかさ役・奥山かずさ、ルパンエックス&パトレンエックス=高尾ノエル役・元木聖也の7人が一挙登場。劇中では敵対している2つの戦隊、ルパンレンジャーとパトレンジャーを演じるキャスト陣の揃っての登場に、1500人以上が詰めかけた会場は大いに沸いた。
(ルパンレッド=夜野魁利役・伊藤あさひ)
(ルパンブルー=宵町透真役・濱正悟)
「暑い中、来てくれて、ありがチュー!」と、伊藤あさひが第一声。濱正悟が劇中の名乗りと同様の低音ボイスで自己紹介すると、歓声が巻き起こった。工藤遥は「今日はみなさんと一緒に、良い思い出を作りたいです」とコメント。実は、伊藤あさひと結木滉星のふたりは前日の7月14日(土)にも「テレ朝夏祭り」に参加したが、それ以外の5人は初めて。同時に、5人にとっては、番組放送開始以来、初めての公開イベントだったことになる。レギュラー7名がファンの前に姿を現すのももちろん初めてで、ファンからの注目度も特に高かったようだ。
(ルパンイエロー=早見初美花役・工藤遥)
元木聖也は、自己紹介で得意のバック宙を披露。MCのスーパー戦隊親善大使・松本寛也から「衣裳が眩しいね」と突っ込まれ、「歩くレフ板と言われています」と返して、客席を沸かせた。
(ルパンエックス&パトレンエックス=高尾ノエル役・元木聖也)
連日の参加となる結木に対し、初参加の横山涼、奥山かずさは、緊張気味ながらも大勢のファンが集まった会場を見渡して大喜び。横山涼は工藤遥に促され、即興でラップを披露して喝采を浴びた。
(パトレン3号=明神つかさ役・奥山かずさ)
続いてトークは夏祭りの話題に。工藤遥はなんと昨年、プライベートで「テレ朝夏祭り」に来ていたとのこと。「かき氷が美味しかったので、この後、ぜひ食べたいです」と語っていた。一方、奥山かずさは「郷里の青森には大きな夏祭りがなかったので、こんなに大きな夏祭りは初めてなんです。青森にはねぶた祭りがありますけど、わたしはその地域でもなかったので」とのこと。横山は「りんご飴を初めて食べたとき、たまたまだろうけど、すごく硬くて、前歯が欠けそうになったんです」と、意外なエピソードを披露した。そして、夏祭りの思い出が少ないという結木は、「この『テレ朝夏祭り』を最高の思い出にしたいですね」と語った。
(パトレン1号=朝加圭一郎役・結木滉星)
間もなく公開される劇場版については、工藤遥が「ダブルレッドが活躍する話。2人がカッコいいので、そこを観てほしい」とアピール。結木は「ハデなアクションが見どころなので、ぜひ映画館へ足を運んで、スクリーンで観ていただけるとうれしいです」と熱く語った。
続いては、ルパンレンジャー3人と、パトレンジャー3人+パトレンエックスの「変身ポーズ」&「名乗り」を生披露。これももちろん、子どもたちやファンの前では初めてのことで、会場の興奮度はMAXに。ここで、本作の主題歌を担当しているアーティスト、吉田達彦&吉田仁美も登場。オープニングテーマである「ルパンレンジャーVSパトレンジャー」を生披露した。歌の途中ではキャスト7名が客席に下り、子どもたちと直接触れ合うというサプライズが。わずか数分のことではあったが、子どもたちには驚きと笑顔が広がった。
そして、イベントも終わりに近づいたところで、「重大発表」が。『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』より、2つのスピンオフ作品が登場するというのだ。
・『快盗戦隊ルパンレンジャー+警察戦隊パトレンジャー 究極の変合体!』
©2018「ルパ+パト」製作委員会©2018 テレビ朝日・東映AG・東映
<あらすじ>
『快盗戦隊ルパンレンジャー+警察戦隊パトレンジャー 究極の変合体!』は、いつものタイトルの『VS』が『+(プラス)』に変わっているのと、「変合体」というフレーズに注目。敵対している両戦隊のメンバーが、磁石の力を備えたギャングラー怪人の放った光線を浴びて、ピッタリとくっついてしまうのだ。ルパンレッドとパトレン1号、ルパンブルーとパトレン2号、ルパンイエローとパトレン3号……。力を合わせて怪人を倒さない限り、彼らはずっと、くっついたまま。さぁ、いったいどうする?
・『警察戦隊パトレンジャーFeat.快盗戦隊ルパンレンジャー もう一人のパトレン2号』
©東映特撮ファンクラブ©2018 テレビ朝日・東映AG・東映
<あらすじ>
『警察戦隊パトレンジャーFeat.快盗戦隊ルパンレンジャー もう一人のパトレン2号』では、パトレンジャー結成当時の知られざる大事件が、初めて語られる。圭一郎にとって、決して忘れられないギャングラー怪人が再び出現。冷静さを失ってしまった圭一郎はピンチに陥る。圭一郎とつかさの脳裏によみがえる“先代”パトレン2号=東雲悟の記憶。かつてのパトレンジャーに、果たして何があったのか。
この2作品の緊急発表に、会場に詰めかけたファンから大歓声が上がった。
『究極の変合体!』では、撮影中ずっとくっついた状態で行動をともにせざるを得なかったという伊藤あさひと結木滉星は、「大変だった」と言いつつも撮影を通じてより仲が深まった模様。工藤遥は「この作品の撮影が終わった後から、2人のイチャつき度が上がった」と暴露(?)していた。
一方『もう一人のパトレン2号』については、横山涼が反応。「自分以外の人が僕と同じ制服を着るというのはショックでした」と正直な感想を述べつつ、「あ、僕も出ていますので」と付け加えた。奥山かずさは「つかさがパトレン3号で、咲也が(後輩なのに)2号という謎が、この話で解けます」と見どころを紹介した。
(パトレン2号=陽川咲也役・横山涼)
続いて、「テレ朝夏祭り」会場で先行発売している、本作のキャラクターぬいぐるみを登壇キャスト陣が告知。奥山は、劇中でも披露して注目を浴びている「顔スリスリ」を生で披露して、大歓声を集めた。これを受け、追加戦士として6月放送分から登場したばかりの元木聖也は、「ノエルのぬいぐるみも作ってほしい」と要望。実現する日も遠くないかもしれない。
最後の挨拶では、結木滉星が「これからもテレ朝夏祭りは続くので、土日だけじゃなく平日も来てくださいね!」とファンに呼びかけた。そして伊藤あさひは、「みなさん、今日はここに来るために番組を録画しておいてくれたと思うので、家に帰ったら録画を観てくださいね。それじゃ、アデュー!」と、劇中の決め台詞で締めくくった。
8月4日(土)から公開される『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー en film(アン フィルム)』、毎週日曜日・朝9時30分より放送されているテレビシリーズ、そして新たに発表となった2つのスピンオフ作品『快盗戦隊ルパンレンジャー+警察戦隊パトレンジャー 究極の変合体!』と『警察戦隊パトレンジャーFeat.快盗戦隊ルパンレンジャー もう一人のパトレン2号』。
この夏、スーパー戦隊『ルパパト』が、大旋風を巻き起こす。
(c)2018テレビ朝日・東映AG・東映