7月10日にAbemaTVで放送された「勝ったら100万円！LoL賞金首＜本戦＞#8」に実況スタジオもどよめく挑戦者がコミッショナー枠から登場した。
それがリーグ・オブ・レジェンド日本サーバーランク最高位となる「チャレンジャー」、その中でも現在ランキング18位（昨年は年間通して1位）とLoL界の頂点に君臨しているといっても過言ではないプロゲーマーRoki。「賞金首の面々に勝てると思ったから挑戦した」と100万円獲得に意欲的だ。
Rokiは先鋒スタンミ戦においては特に何も対策せずに臨んだ。互いが使用するチャンピオンの相性としては7対3でスタンミ有利とみられていた。試合開始から8分、Rokiがファーストタワーの破壊に成功。すかさずスタンミが猛攻を見せ、ファーストブラッドを獲得する。スタンミの反撃に「むかつく！」と語気を荒げたRokiだったが、その後の試合運びは大人が子供に手ほどきしているような危なげない試合運びで、スタンミにあっけなく勝利した。
続くかべお戦、試合は序盤からかべおが積極的に攻撃を仕掛けにいくも、Rokiはその攻撃を巧みに避ける。ファーストブラッドの獲得からファーストタワーの破壊がこれまでの流れでよく見られていたが、Rokiはスタンミ戦に続きこの試合でもタワーの破壊を優先した。ファーストブラッドの獲得、立て続けにセカンドタワーの破壊にまで成功したことで戦況はRoki優勢に傾くかと思われたが、ここからかべおが絶対障壁としての意地を見せる。
一進一退の攻防が続いたが「やられたらやりかえす。倍返しですよ！」の言葉通り、時間が経過するにつれてかべお使用のチャンピオンが体力的、攻撃力的に優位性を見せ始めると形勢は一気に逆転。かべおの破壊力の前にあっという間にRokiが守るべきタワーはどんどん破壊され、防戦一辺倒に。かべおの圧倒的攻撃力の前に為す術をなくしたRokiは敗れた。
