ハリウッド映画界を象徴する永遠のスター俳優トム・クルーズが、主演最新作映画『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』(8月3日公開)を引っ提げて来日!18日には都内で共演者のヘンリー・カヴィル、サイモン・ペッグ、そしてクリストファー・マッカリー監督と記者会見を開いた。

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 大ヒットスパイアクション映画のシリーズ第6弾。イーサン・ハント(トム)とIMFチームが、世界3箇所での同時核爆発を未然に防ぐ新たなミッションに身を投じる様を、尋常ならざるアクションを交えて描く。

 トムの来日は、2016年公開の映画『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』のプロモーション以来約2年ぶり23度目。「日本に戻って来られて嬉しいよ。23回の来日だね。家に帰ってきた気がするよ」と満面の笑みで挨拶したトム。撮影中に右足首骨折というトラブルにも見舞われており「壁にぶつかった瞬間、足首が折れたと思った。でも芝居を続けなければいけなくて、カメラの前を全力で走ったよ。それからすぐに待機場所のテントでマッカリー監督に『足首が折れた』と伝えた」と痛々しい当時を回想した。

 その後、病院に向かうと「医者からは『手術はいらない』と言われた。自分的には保険でカバーされない怪我だったので、ホッとしたよ。彼はとてもいい医者だね!」と余裕のジョークで「全治9か月と言われたけれど、僕は6週間で現場に戻ると言った。医者にはあきれられたけれど、ちゃんと6週間で撮影に戻って、骨折したままノルウェーの山を登ったよ。走る場面も痛かったな~」と他人事のように自身の超人的メンタルを明かしていた。

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 8,000メートル上空から落下したり、自ら危険な場所でヘリコプターを操縦したり、バスルームで大立ち回りを演じたりとアクション満載。スタントを使わず、そこまで自分を追いつめる理由については「僕は観客のために全力を尽くす主義だ。キャリアを通じて自分に“挑戦”を課している。世界中を旅して、色々な人と出会い、映画を作る。そしてそれを多くの人とシェアしたい」と思いを明かし「これからの自分の残りの人生も、自分のすべてをつぎ込んで皆さんに娯楽を差し上げるつもりだよ。だから観客には僕の映画を“観る”のではなく“経験”してほしいんだ」と貫禄のコメントだった。

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テキスト・写真:石井隼人

映画『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』公式サイト
映画『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』公式サイト
トム・クルーズ主演の大人気スパイ映画『ミッション:インポッシブル』シリーズ全世界待望の最新作!日本の夏に史上最大の”ミッション”発令!8月3日(金)全国ロードショー!
映画『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』公式サイト
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