7月23日（月）よる11時～、AbemaTV（アべマTV）のAbemaSPECIALチャンネルにて“新感覚お見合いリアリティーショー”『いきなりマリッジ』#7が放送され、別居状態に陥っていた一組の“夫婦”が、25日間の新婚生活に終止符を打った。
本番組は、性格診断サービス「m-gram」で相性抜群と診断された初対面の男女が新婚生活(同棲)を営み、30日間で本当の夫婦になるのか、別れを選択するのか、その一部始終に密着するリアリティーショー。陣内智則がMCを務め、23日放送回は藤本美貴と岡井千聖がゲストに登場した。
年収1000万の一級建築士・ツヨシ(33)と、お笑い芸人で看護師のキヨミ(28)。2人は30日後の入籍を目指し、初対面で新婚生活をスタートさせたものの、当初からすれ違いの日々が続いていた。不穏な空気が流れるなか、新婚生活を開始して15日目に、キヨミは看護師の傍らお笑い芸人をしていることを告白。
お笑い芸人という職業に対しては、好意的に受け止めていたツヨシだったが、その後キヨミが結婚に対し「面白い」と発言したことに違和感を覚え、突如家を出ていってしまった。キヨミの待つ新居にツヨシが帰宅した時には、すでに9日が経過。決断の日が5日後に迫るなか、キヨミと対面したツヨシは「本当ごめんね。感情的になってしまった」と謝罪した。
キヨミが「何で出て行っちゃったの？」と尋ねると、ツヨシは「ぶっちゃけ言うと、売名みたいに聞こえちゃった」と本音を打ち明けた。するとキヨミは、話し合おうとせずに一方的に家を出たツヨシに対し、「それはすごくわがままに聞こえる。子供っぽく見られるのは嫌だって言ってたけど、子供っぽくすごく見えてる」と苦言。ツヨシは「その通りだと思う」と自らの非を認めつつ、「本気で結婚したいと思ってる？」と改めてキヨミに問いかけた。
ツヨシが終始引っかかっていたのは、新人のお笑い芸人であることをキヨミが打ち明けた直後、「なぜこの企画に参加しようと思ったのか」という質問に、キヨミが「所属も決まって、絶対これから忙しくなるのに、ここに旦那さんが出来て、結婚したってなったら、すごく人生的にも面白い」と答えたことだ。
「結婚したいと本気で思っているのかわからない」というツヨシに、キヨミは「結婚したいと思っている」「これでインパクトがあるからとか、そういう考えではない」と、決して売名目的ではないと弁明。しかし、ツヨシはどうも納得がいかない様子で、依然として浮かない表情を浮かべていた。これまでキヨミは、どうにか関係を修復させたい意志を見せていたが、ここにきて初めて「あと何日間かで、もうちょっとツヨポン(ツヨシ)に寄り添えたらなって思ったんだけど、それもツヨポンからしたらもう無理なのかな」とネガティブな意見を述べた。
するとツヨシは「オレの理想が高いのかな」とつぶやき、キヨミに対する不満を吐露。これまでキヨミが口にしてきた「水飲む？」「お風呂入って来な」といった発言を持ち出し、「大人になっても顔も童顔で変わらないし、子供っぽいってよく言われるから、そういう風に（子供扱い）されるのがすごい嫌なんだよね。全部上から言ってきてるように感じる」とぶっちゃけた。
キヨミが「そういうつもりが無いってことは伝えていい？なんかビックリした」と驚く様子を見せると、ツヨシはこの反応にも不快感を抱いたようで「今の会話の中でも、こっちはすごい真剣に話しているのにすごい温度差を感じるんだよ」と切り捨てた。
ツヨシのこの発言を受け、キヨミの中で何かが動いた。「もう、答えがお互い出たと思う」と切り出すと、ツヨシも「このまま30日になっても結論が出ないし、この思いが強いから、かたち的には離婚になるけど、そうした方がいいと思う」と賛同。2人の名前が書かれた婚姻届を取り出すと両端をそれぞれが持ち、真っ二つに破いた。皮肉にもこれが2人にとって、最初で最後の共同作業となった。
その後、キヨミは新居を出て行こうとするツヨシを呼び止め、「ありがとう。頑張ってね。お仕事とか毎日」とハグ。ツヨシも「感謝してる。ありがとう」と返し、最後は感謝の言葉で25日間の新婚生活に幕を閉じた。
ツヨシは「結果的ですけど、初めから合わなかったのかなという風には思いますね。僕がもう少し相手のことを考えられる器があれば、もう少しうまくいっていたのかなと思います」と今回の新婚生活を振り返り、「とても貴重な時間だったのかなと思います」と前向きにコメント。
一方のキヨミも「スッキリしています」と晴れやかな表情を見せ、「結婚はみんなゴールとか目標にしているけど、スタートなんだなと思いました。全然違う。1人と誰かといるの」と、感慨深げに語っていた。『いきなりマリッジ』はAbemaビデオにて配信中。
⇒【見逃し配信】#7 “夫婦”が出した結論「全然違う。1人と、誰かいるの。」 いきなりマリッジ
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