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 綾野剛が“企業買収”のスペシャリスト・鷲津政彦に扮し、「ハゲタカ」とバッシングを受けながらも日本の名門企業を次々と買収し、再生していく様を描く木曜ドラマ『ハゲタカ』(テレビ朝日系)。26日放送の第2話では、鷲津の前に立ちはだかる敵役としてかたせ梨乃が出演する。

 第2話で描かれるのは、日本有数の寝具メーカーを巡る買収劇。かたせは、寝具メーカー『太陽ベッド』の2代目女社長・中森瑞恵を演じる。

 大手都市銀行・三葉銀行から『太陽ベッド』の債権、約300億円分を40億円で譲り受けた鷲津。経営者一族の常軌を逸した浪費と乱脈経営で債務が膨れ上がっていた『太陽ベッド』に対し、経営の撤退と民事再生法適用の申請を迫る。しかし一筋縄ではいかないのが中森一族。会社を私物化して浪費を繰り返し、“社長”という座に固執するプライドの高い瑞恵は、鷲津を「薄汚い外資のハゲタカ」と罵り、要求に耳を貸そうともしない。

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 一方で「金と腐った企業の匂いは逃さない」が信条の鷲津。中森一族と『太陽ベッド』の実態を徹底的に探りあげ、経営陣にプレッシャーをかけていく。

 創業者のひとり娘で“社長”という座に甘んじる強欲な大企業のトップvs外資ファンドを率いる伝説の“ハゲタカ”――一筋縄ではいかない同族経営会社を、鷲津がどのようにねじ伏せていくのか、その息詰まる対決には注目だ。

【太陽ベッド社長・中森瑞恵役 かたせ梨乃コメント】

 私が演じた中森瑞恵という女性は老舗寝具メーカーの2代目女社長なのですが、言動や振る舞いも強気で屈することのない女性。簡単には終わらない人生を歩んでいく人だと思います。瑞恵のような悪い女性は、自分の中に少しでも迷いがあると演じられません。常に自分の考え・行動を正当化して生きてきた、という女性像を作って臨みました。

 ドラマ『ハゲタカ』の現場はプラスエネルギーがいっぱいで活気に溢れていました。男性の俳優さんばかりの中での撮影でしたので、その中を蝶、いえ蛾のように飛び回らせていただきました(笑)。そして綾野剛さんとは、この作品で初めてお目にかかったのですが、ナイーブでジェントルマン。演じることだけでなく、現場の空気を鋭い視線でつかみとっていらっしゃる方でした。一緒の場面にいるといろいろなアイデアが湧いてきて、それを綾野さんに受け止めていただき、本当に楽しかったです!

 第2話では寝具メーカーの買収劇が描かれますが、鷲津が現場に足を運び、自分の目で確認し、もぎ取っていく構想を行動に移す――そんな姿にみなさんも魅了されますよ!

【7月26日(木)放送 第2話あらすじ】

 三葉銀行が行なった日本で最初のバルクセール(=不良債権のまとめ売り)から4年――再び三葉銀行常務取締役・飯島亮介(小林薫)の前に現れたホライズジャパン・パートナーズ代表の鷲津政彦(綾野剛)は、国内有数の寝具メーカー・太陽ベッドの債権をすべて譲渡してくれるよう迫る。オーナーの中森一族が経営する太陽ベッドは現在、創業者の娘である中森瑞恵(かたせ梨乃)が社長の座に。しかし経営者一族の浪費と乱脈経営は常軌を逸しており、会社存亡の危機という事態に。

 飯島から300億円ほどの債権を40億円で譲り受けた鷲津は、アラン・フジタ(池内博之)らを伴い、瑞恵らが住む太陽ベッドの社宅を訪問。債権を放棄する代わりに経営陣の撤退と民事再生法適用の申請を迫るが、まともに話も聞かれぬまま追い返される羽目になる。

 なんとしてでも太陽ベッドをバイアウトしたいと考える鷲津は、社内の重要人物たちを探り出し、内部から揺さぶろうとする。すると、瑞恵の息子で役員の伸彰(渡部豪太)と経営に関わるふたりの役員に、瑞恵社長を裏切るかのような動きが…。すかさず鷲津は“ゴールデンパラシュート”(=相手側の経営陣に巨額の報酬を渡し、買収を認めさせること)をチラつかせた上で、経営陣にさらなるプレッシャーをかけていく!

7/26(木)︎19:45~ 『ハゲタカ』初回拡大スペシャル 第1話

【綾野剛主演】ハゲタカ 初回拡大スペシャル 第1話 | 無料のインターネットテレビはAbemaTV(アベマTV)
【綾野剛主演】ハゲタカ 初回拡大スペシャル 第1話 | 無料のインターネットテレビはAbemaTV(アベマTV)
出演者は、鷲津政彦:綾野剛、芝野健夫:渡部篤郎、…です。
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出演者は、鷲津政彦:綾野剛、芝野健夫:渡部篤郎、…です。
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