歌舞伎俳優の中村勘九郎（36）と中村七之助（35）が26日、都内で歌舞伎座「芸術祭十月大歌舞伎」と平成中村座「十一月大歌舞伎」の製作発表会見を行った。
歌舞伎座と平成中村座で2カ月連続公演を行うのは今回が初めてで、2012年12月5日に亡くなった、父の中村勘三郎さんの七回忌追善興行になるという。
七之助は「平成中村座でやるということも父は喜んでいると思いますし、やらなくちゃいけないと思っています」と話し、勘九郎は「歌舞伎座は聖地です。そして中村座も聖地です。父の夢ですね、あの小屋は。夢の小屋なので。これからも続けていきたいというのが僕達の夢です」と語った。
勘三郎さんが亡くなって6年。勘九郎は偉大な父への尊敬とは別に特別な思いがあるとして「私たち兄弟は極度のファザコンなので。もちろんお客様が喜んで下さるのはうれしかったですけれど、一番うれしかったのは、父が喜んでいること。父に褒められたいだとか、どういう風な言葉をかけてくれるか、常に思って演じていたので」と話し、「しっかりしないとお父さんに泥を塗ることになる」と気を引き締めた。
（AbemaTV／『AbemaNews』より）
「歌舞伎役者・片岡愛之助行きつけのお店で大人のグルメ」Abemaビデオはこちら ▶︎ 稲垣吾郎・草なぎ剛・香取慎吾の3人がSNSを本気で遊び倒す、7.2時間生放送！
この記事の画像一覧
