『夜は短し歩けよ乙女』、『有頂天家族』など、数々のベストセラー作品を持つ森見登美彦の『ペンギン・ハイウェイ』(角川文庫刊)が8月17日に公開。宇多田ヒカルが本作のために書き下ろした主題歌「Good Night」に合わせ、『ペンギン・ハイウェイ』の映像をたっぷり楽しむことができる、『ペンギン・ハイウェイ』スペシャルトレーラーが解禁となった。

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 先日、カナダ・モントリオールで開催されたファンタジア国際映画祭にて、最優秀アニメーション賞にあたる“今敏賞”の長編部門を受賞するなど、この夏の大本命として、熱い視線が向けられている本作。監督は、「フミコの告白」で国内外の賞を多数受賞し、『陽なたのアオシグレ』でも第17回文化庁メディア芸術祭にてアニメーション部門の審査委員特別推薦作品に選出されるなど、アニメーション界で、今最もその才能に注目が集まるクリエイターの一人、石田祐康。声の出演には、主人公アオヤマ君役に、オーディションで役を射止めた若手女優・北香那。そして、いたずらっぽい明るい一面と、ミステリアスな雰囲気を併せもつ“お姉さん”を、独自の存在感を放つ演技派女優・蒼井優が演じる。

 そしてこの度解禁となったスペシャルトレーラーでは、優しいイントロと美麗な夏の風景描写から始まり、主人公アオヤマ君と、郊外の住宅地に本来現れるはずのないペンギンとの出会いから、彼らの一夏の冒険が情緒豊かに描かれている。

 凧揚げやピクニック、プールなど、誰しもが子供の頃の夏を思い出すかのような情景があるかと思えば、大量のペンギンたちに乗り、滑走するアオヤマ君とお姉さんの姿など、本作の見どころがたっぷり詰まった内容が胸に響く曲に乗せ展開される。さらに、花瓶やバイクなど、街の様々な物がペンギンに変身したり、飛べないはずのペンギンが空を滑走するなど、不思議なシーンが本編でどのような意味を持つのか…。公開に向けて<アオヤマ君の一夏の冒険>にますます期待が高まる。

ストーリー

 小学四年生の少年アオヤマ君は、一日一日、世界について学び、 学んだことをノートに記録する。毎日努力を怠らず勉強するので、大人になったらどれほど偉くなるか、見当もつかない。そんなアオヤマ君は、通っている歯科医院の“お姉さん”と仲がよく、“お姉さん”はオトナびた賢いアオヤマ君を、 ちょっと生意気なところも含めかわいがっていた。ある日、アオヤマ君の住む郊外の街にペンギンが現れ、そして消えた。アオヤマ君は、“お姉さん”が投げたコーラの缶が、ペンギンに変身するのを目撃する。お姉さん”とペンギンの関係とは?少し不思議で、一生忘れない、あの夏の物語が始まる。

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(C) 2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会

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