“料理”という共同作業を通じて恋愛関係に発展するかを検証するお料理恋愛リアリティーショー『舌で恋する7日間』(AbemaTV)が8月4日からスタートする。「夕ご飯はみんなで揃って食べること」というたった一つのルールのもと、本気で恋をしたい男女が一つ屋根の下で1週間の共同生活をする姿を追いかける同番組。恋の見届け人を務めるのは、恋愛リアリティーショーの司会は初めてというフットボールアワーの後藤輝基と岩尾望、そして料理研究家の寺田真二郎。今回、AbemaTIMESは収録直後のフットボールアワーを直撃。番組の見どころから若手時代の思い出ご飯の話などを聞いた。
後藤「男は女の子の弱い瞬間が好き」
――恋愛リアリティーショーのMCは初めてということですが、若い男女の恋愛をご覧になっていかがでしたか?
後藤:このおじさん二人にオファーが来たのは不思議でしたよね。でもまあ、見ていると楽しそうでうらやましいですわ。あっちが好きやけどこっちも好きやとかね、いろいろ言えるのがいいですね~。
岩尾:僕もいいな~と思いますね。女の子が恋をしているときの表情を「可愛い顔するな~」と思いながら見ています。たった数日なんやけど、恋をして可愛くなっていくんですよ。
後藤:好きな人ができて告白するときの女子たちは、最初と明らかに違いますね。
――とくに可愛いなと感じた女子はいますか?
後藤:態度が可愛いなと思ったのは、はづきち(加納葉月/グラビアアイドル)ですね。かき回しに来たような感じに見えて、好きな人と2人になったときに恥ずかしがっている姿とかよかったですよ。気丈にふるまっているけど実はそうじゃないっていうところに男は弱いんですよね。実はね、収録が終わったあとに男同士で話していたんですけど、男は女の子の弱い瞬間が好きなんだとみんな言っていました。
グラビアアイドルの加納葉月(はづきち)
――ギャップは大事ですね!
後藤:女性もそうなんじゃないですか。一生懸命仕事をして弱みなんて見せないような感じの男が、ある瞬間に「はあ、疲れた。実はうまくいかへんねん」って姿を自分に見せたらときめきますよね。
――めちゃくちゃキュンとします。後藤さんは、奥様に弱みを見せたりすることは?
後藤:あまり見せへんかな。日々、滞りなく進んでいるように振舞っています。弱みを見せられるような女の子が現れるといいですね(笑)。
恋愛と食事は切っても切れない関係
――岩尾さんは可愛いなと思った子はいますか?
岩尾:はなちゃん(関口華恵/OL)ですね。顔がタイプです。きれいできりっとしたような感じじゃなくて、ナチュラルな感じが可愛いなって思います。でもずっと見ていると、次第にねづっちがよく見えてきた瞬間があったんです。ねづっち(根津千恵理/タレント)が、髪をくくった日があって、ふたを開けてみたら実は男性陣全員がその髪型がいいと思っていたということがわかりました。
OLの関口華恵(はな)
後藤:大の大人の男が3人でね、ああいうものを見ているとやっぱり気持ちが一致するんですよ。ふと「この髪形ええな」とこぼしたやつがいたら、一斉にみんな「俺も思ってた!」みたいな。
岩尾:その結果、長く一緒にいるとか、結婚するならねづっちかなと思っています。パッと見のルックスで人気を集めるほうではないと思いますけど。
後藤:ねづっちの見た目は、俺は最初からいいなと思ってたで。
――ねづっち人気ありますね!
岩尾:わかりやすく可愛いのではなくて、自然体でギャップを見せてくれるのがいいですね。
タレントの根津千恵理(ねづっち)
――今回、料理がテーマとなっていますが、恋愛とご飯は関係あると思いますか?
後藤:そりゃあるんじゃないですか。気になる人がいて、まず何をするかって言ったらご飯に行きますよね。恋愛と食事は切っても切れない関係ですよ。誰が相手だったとしても1番の共通点ですよね。飯を食わないやつはいないので。
岩尾:どこに行ったらいいかわからないですからね。ご飯なしのお出掛けって、IKEAくらいしか思いつかへんな。でも、初デートでIKEAってどうなんやろ。
後藤:初デートでIKEA行かへんやろ! 食事は、誘うにしても趣味とか思考とかどれくらい相手を気遣っているかとか、いろいろわかりますよね。やっぱり恋愛とは切り離せないですね。
岩尾、若手時代に後藤の手作り料理「ゴトロンチーノ」を食べていた
――もし、出演者の中に投入されたらどうしますか?
後藤:全然入りたいですね! 料理はどうしましょうかねえ。パスタでも作りましょうか!
――何パスタが得意なんですか?
後藤:いろいろ作るんですけど。僕はナポリタンが得意です。別名「ゴトリタン」と言って、これは間違いないです。家族にも好評です。
――岩尾さんは後藤さんの「ゴトリタン」を食べたことはありますか?
岩尾:コンビ組みたてのころに作ってもらったこともありましたかね。後藤くんの家でネタ合わせをすると作ってくれるんですよ。でも、「ゴトリタン」ではなくて「ゴトロンチーノ」でした。
後藤:若手時代はそういうこともあったなあ。
――ステキなお話ですね!ほかにも若手時代の食事の思い出などありましたら教えてください。
後藤:彼女の家に転がり込んで、家賃も払わず、彼女が作ってくれたものを食べていましたよ。あとは、デパートの地下に行って、食品売り場である程度お腹を満たしたりね。マクドナルドの100円ハンバーガーを2人で買って半分にしたこともあります。焼肉屋のダクトから出ている煙の下で、彼女と一緒に「こんなん食えたらええな」って言って、結局安い牛丼を食べたこともあったなあ。食べることに困らなくなってからは食事のことってほとんど忘れてるのに、お金ないときの食事ってたくさん覚えてますね。
岩尾:僕は実家にいたので、お金がなくて苦労したという記憶はあんまりないですね。
後藤:こいつはひどいんですよ。ファーストフードでネタ合わせをすることがあったんですよ。ずっとそこに居座ってネタを作るので、僕は買って食べるんですけど、こいつは家からパンを持ってきてましたよ。信じられないでしょ。
岩尾:あんまり食事に興味がなかったから。わざわざお金を出してまで食べるなら、家にパンがあるからそれを食べれば十分だと思っていました。今は、できればおいしいものをたべたいですけどね。
2人のご褒美ご飯は大量のにんにくと3.0くらいの焼き肉
――もし結婚するならば料理上手な奥さんのほうがいいですか?
岩尾:最近は冷凍とかめちゃめちゃうまいので、それで十分満足しちゃってるんですよね。だから結婚できるなら、最悪料理ができなくてもいいかな。
後藤:いや、できるに越したことはないで。
岩尾:気づいたらなめろうでてきてるみたいな?
後藤:それがええよ。
岩尾:そうですね。放っておいたら栄養が偏っちゃうので、できるならできたほうが。
――最後に、お2人のご褒美ご飯を教えてください!
後藤:俺は休みなく仕事が続いて、やっと休みになったときにはご褒美としてニンニク山ほど入れた料理を食べます。ゴトロンチーノ1人分に対して4~5欠片入れますからね。それを3食続けたりします。
岩尾:僕はちょっとええもん食うぞみたいなときは焼肉です。いつも行ってる食べログの評価が3.0~3.1くらいの焼き肉屋があって。2つお気に入りがあるんですけど、どっちも評価が微妙なんです。でも、そこの焼き肉がご褒美です。
――ありがとうございます!番組でのお2人の恋愛観やご飯トークも楽しみにしています!
取材:氏家裕子
写真:mayuko yamaguchi
⇒8月4日(土) 23:00 ~第1皿 嫉妬&ごはん…“穏やかじゃない”リアリティショー開幕『舌で恋する7日間』
(C)AbemaTV