5v5でのチーム戦で楽しむことが基本のリーグ・オブ・レジェンドにあって、1v1の個人戦で争うLoL賞金首はまさに異端の存在だ。7月31日にAbemaTVで放送された「勝ったら100万円!LoL賞金首<本戦>」#11では、そんな1v1のみプレイしているという挑戦者が登場した。

 「LoLの醍醐味は1対1のタイマン勝負、ハウリングアビスは俺の庭」と言い切った挑戦者の名前は奈楽。まさにLoL賞金首にとってうってつけの挑戦者だ。

 初戦となる先鋒戦、賞金首内でノリにノッているスタンミを相手に、奈楽がさすがのバンピック(使用できないチャンピオンをお互いが指定すること)を見せる。「どちらが勝つかわかりにくいマッチアップを生み出せたという意味で上手い」といきなり大将raizinを唸らせた。

 試合は序盤、奈楽使用のチャンピオンスタイルからは珍しいとされるセーフプレイを展開。また、スタンミも序盤から押し気味に試合を進め、これも珍しい光景だった。試合が4分を過ぎたころ、スタンミが勝負を仕掛けていくもあと一押しが足らずに返り討ちを受け、奈楽がファーストブラッドを獲得した。さらに7分手前にはファーストタワーの破壊に成功し、挑戦者優勢かと思われたが、ここからスタンミも盛り返す。

 そんな中、インヒビターの破壊=ほぼ勝利が確定するLoL賞金首で、インヒビター破壊まであと一撃だったスタンミがデスしてしまったことからまたも形成は逆転。奈楽の圧倒的攻撃力はそれからわずか1分30秒でスタンミが守るすべてのタワーを破壊し尽くした。まさに喧嘩師の意地が勝った瞬間だった。

 「かべおと戦うことは100万円より価値がある」と奈楽が対戦を熱望していた中堅かべお戦。序盤は様子をうかがっていた奈楽が、5分を経過しようとしたとき、一気に正面からの殴り合いを挑んだ。

 しかし、このアタックはかべおには通用せずファーストブラッドを奪われてしまう。なおも果敢に攻める奈楽だったが、かべおは攻撃をうまくさばいてキルを奪いながら一気にすべてのタワーを破壊した。残るはネクサスタワーのみ、もはや逆転の芽は残されていないという状況にあっても、奈楽は最後まで殴り合いスタイルを変えることなく敗北した。奈楽は清々しい顔で「夢のような時間でした」と語り、去っていった。


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