日本で盛り上がりの兆しを見せるeスポーツについて、プロ選手を目指すゲーマーたちにアンケートを実施したところ、希望する年収の平均が452.1万だった。海外では優勝賞金が1億円単位の大会もある中で、日本のeスポーツシーンの現状を考慮してか、ビッグドリームではなく現実的な数字が出てきた。

 アンケートの対象となったのは、対戦型カードゲーム「Shadowverse(シャドウバース)」のプロリーグ、「RAGE Shadowverse PRO LEAGUE」の2ndシーズンから新規参入するチームによる説明会に集まったゲーマー約200人。平均年齢は23.5歳で、ほとんどが男性。学生からアルバイト、サラリーマンなど幅広い層が集まった。

 国税庁が毎年発表している「民間給与実態統計調査」では、2016年度の平均給与が422万円(男性521万円、女性280万円)だったが、アンケートの希望額では最低が「100万円」、最高が「2000万円」で、最も多い回答は「300万円」で23%、平均では452.1万円となった。

 また、プロ選手としての活動のみで生計を立てる「専業」と、他の仕事にも就く「兼業」については、約2/3にあたる67.6%が「専業」を希望する者が多かったが、「兼業」を希望する者も14.1%、現状であれば兼業だが将来条件がよくなれば専業を希望する者も12.7%いた。

 さらに、プロ選手としての「寿命」については、一般的に寿命が短いというイメージがある中、カードゲームのプロを希望する者が集まったこともあってか、57.7%が「40歳以上」で1位、15.5%が「30~34歳」で2位など、長く活躍できるという意見が多かった。

(C)AbemaTV

▶ 8/19(日) 13:00~ RAGE Shadowverse Pro League Season Final

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出演者は、【実況・解説】友田 一貴・kuroeb…です。