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(番組に出演した弁護士の三輪記子さん)

 人生は思い描いた通りにはいかない。夢を追いかけ、努力してもうまくいかないことも多い。それでも夢を諦めずに追いかける女性たちがいる。SHELLYがMCを務める『Wの悲喜劇~日本一過激なオンナのニュース~』(AbemaTV/アベマTV※毎週土曜23時から放送中)では、「どっこい生きてる!ド根性ガール!」をテーマに、長年夢を追い続ける女性たちが登場。その胸の内を赤裸々に語った。

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 弁護士の仕事をしながらテレビ番組のコメンテーターとしても活躍中の三輪記子さんは、10代の頃に「外交官になりたい」と思い東京大学に入学。しかし、夢を追って受験をしたものの、東大では周囲に馴染めずに酒を飲み続ける生活を送っていた。

 大学を留年した5年生のとき、飲み屋で映画監督の林海象氏と出会い「弁護士になれ」とアドバイスを受けたという。三輪さんは「やりますってノリで弁護士を目指すことになった」と振り返り、一念発起して勉強に励んだ。

 しかし、弁護士になるまでの道のりは決して簡単なものではなかった。三輪さんは「大学は3年留年して2002年に卒業。そのあとは司法浪人生活が始まった」と話し、その後も司法試験に7回落ち続け、2010年にようやく弁護士の資格がとれたと説明。大学5年生のときから勉強を始め、合格するまでに10年かかった。

 三輪さんによると、司法試験の勉強を始めた当初は「周りの人も受かっているから自分も簡単に受かると思っていた」という。しかし、何度も落ち続けるにつれ、三輪さんはどんどん卑屈になっていった。「結婚式に呼ばれても、こんな自分では行けないって思って行かなかった」と振り返り、司法浪人として生活しているときは「親のスネをかじっていた」と告白。30歳になるまで親からの仕送りで生活をしていたという。

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 MCのSHELLYが「同じスタートラインに立っていた人(東大の同級生たち)が7年の間にみんなすごいことやっているのを見てどうだった?」と質問すると、三輪さんは「(弁護士の友達に)お前何やってるの?って聞かれて“明日模擬(模擬試験)やわ”って話したら、その友達に“まだそんなことやってるの?”って言われた」と、当時を振り返った。

 三輪さんはショックを受けたとしつつも「いつか笑い話にしたいと思っていた」と説明。SHELLYから「ハートが強いんですね」と言われると、美輪さんは「たぶん、ちょっと鈍感。最終的には失敗も笑えればいい」と力強く語った。

(C)AbemaTV

(AbemaTV『Wの悲喜劇』より)

(ライター/小林リズム)

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