
依頼人の死後、不都合なデジタル記録を“内密に”抹消する坂上圭司(山田孝之)&真柴祐太郎(菅田将暉)を主人公に据え、現代社会における大きな懸念材料「デジタル遺品」に初めて光を当てる衝撃作『dele』(テレビ朝日系)。
本作の醍醐味といえば、今もっともタイムリーな題材を軸に展開する多彩な物語。そして…山田と菅田を中心とする実力派&個性派キャスト+ベストセラー作家・本多孝好(原案・パイロット脚本)+映像界の第一線で活躍する脚本家や監督という“規格外の座組み”だ。
実は、この座組みをさらに底上げするゲストがこの度発表された。そのゲストとは、女優、歌手、実業家として多彩な才能を発揮している柴咲コウ。2016年にテレビ朝日でも放送されたABC創立65周年記念スペシャルドラマ『氷の轍』で主演を飾った柴咲だが、テレビ朝日の連続ドラマに出演するのはなんと『アナザヘヴン~eclipse~』(2000年)以来、18年ぶり。

柴咲は今回、ゲストとして『dele』に出演。テレビドラマ・映画ともに『信長協奏曲』(ドラマは2014年放送、映画は2016年公開)以来の共演となる山田孝之を相手に、密な芝居のやりとりを展開する。というのも、今回演じるのは山田演じる坂上圭司の元恋人・沢渡明奈。自尊心とテリトリー意識が強く、人との接し方もつっけんどんな一匹狼・圭司の恋人で、さらにこの2人は、別れてからも年に1回コンスタントに会っているという、不思議な間柄なのだとか。
完全には断ち切れない関係を築くほど、圭司の心をつかんだ明奈。圭司より年上で、現在は高校の音楽教師。凛としていて、普通の人には扱いにくいタイプの圭司とも堂々と渡り合う女性だ。そんな彼女の登場によって、祐太郎や姉・坂上舞(麻生久美子)には見せない“圭司の新たな顔”や、“謎のベールに包まれた過去”も次々と掘り起こされることに。また同時に、ほかのエピソードとは異なる味わいの人間ドラマを織りなし、視聴者に新たな刺激を与えるだろう。

柴咲コウ(沢渡明奈・役) コメント
「デジタル遺品」「山田孝之×菅田将暉」そして「プロデューサー山田兼司」、この三点が出演のキーポイントになりました。モノづくりの姿勢が潔く、団結していて、スタッフ皆の作品への愛情が伝わる素敵な現場でした。明奈が、圭司という人物の新たな側面を引き出すエッセンスになれば良いなと思います。
『dele』に新たな色彩を加えてくれる柴咲の登場回は、後日発表される。
(C)テレビ朝日
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