対戦型カードゲーム「Shadowverse(シャドウバース)」のプロリーグ、「RAGE Shadowverse PRO LEAGUE」のファーストシーズン優勝チームを決めるシーズンファイナルが8月19日に行われた。レギュラーシーズン1位のレバンガ☆SAPPOROと2位の名古屋OJAベビースターが対戦。レバンガが4-0と名古屋OJAを圧倒し、プロリーグ初代王者に輝き賞金400万円を獲得、準優勝の名古屋OJAには100万円が贈られた。

開幕から5連敗しながらも、その後7連勝して最終節で逆転首位となったレバンガと、首位を長く守りながらも最後に逆転を許し、かろうじて2位に滑り込んだ名古屋OJAの対戦となったシーズンファイナル。
レバンガのリーダーさわさきは「リーグの試合を通して個人個人が一番成長してきたのがうちのチームなので、今日も勝てると思う」と自信を見せる。名古屋OJAリーダーのあるじは「リーグ戦終了後、チーム一丸となって準備をしてきた。絶対負けない」と闘志を見せた。
シーズンファイナルは4戦先取したチームが勝利となるが、1位のレバンガにはウィナーズアドバンテージ1勝がある状態からスタート。第1試合はレバンガ真春と名古屋OJAさにの2Pick対決となったが、ここはリーグ戦で著しい成長を見せた真春に軍配。続く第2試合もレバンガきょうまが名古屋OJAあるじを下し、3-0とレバンガが優勝にリーチをかけた。
このまま連勝で優勝を決めたいレバンガは第3試合にさわさきが登場。名古屋OJAはSOSが奇跡の逆転勝利を目指し対戦に挑んだ。互いに1本ずつを取り迎えた第3バトル。表情やアクション豊かなSOSに対し、さわさきはポーカーフェイスを保ちながら戦いを進める。
ほぼ互角の展開の戦いとなったが、徐々にSOSが追いこまれる状態に。第8ターン、懸命に祈り始めるSOSだったが、さわさきが繰り出したカードを見てがっくりと肩を落とし、険しい表情に。
そこから盤面はさわさきが優位を保ち続ける。SOSも必死に挽回しようとするが、欲しいカードを引けず、万事休す。最後はさわさきが「アーカスネクロ(デッキタイプ)」の集大成とも言える「幽想の少女・フェリ」や「ダラダラ天使・エフェメラ」を活用した大ダメージで、SOSの残り体力18を一撃で吹き飛ばしてシーズンファイナル優勝を掴み取った。
ファーストシーズン優勝チームは、2月に開催が予定されているリーグチャンピオンシップに出場し、セカンドシーズンの優勝者と戦い年間チャンピオンを決定する。セカンドシーズンは10月から12月にかけて開催。ファーストシーズンに参加した4チームに横浜F・マリノスとAXIZの2チームを加えた6チームで優勝を争う。
◆優勝チームメンバーのコメント
きょうま 第1節に比べるとみんな本当に強くなったと思います。今日は仲間と乾杯できるのが嬉しいです。次からは6チームになるので厳しい戦いになるとは思いますけど、個人としてもチームとしても、もっともっと強くなって挑みたいと思います。
さわさき シーズンの最初は先が見えず、苦しいどころじゃない状態でした。まだ実感はあまりありませんが、素晴らしい優勝だと思います。
真春 さに選手との試合は本当に確率が低い勝ちを引き寄せたので、まだちょっと勝った実感がありません。今後はもっときちんと勝てるようになりたいです。
Tatsuno 普段は控室で静かに見ているんですが今日は叫びまくっていました(笑)。リーグ優勝はみなさんの応援が形になったものだと思います。本当に優勝できてよかったです。
【試合結果】
レバンガ☆SAPPORO 4-0 名古屋OJAベビースター
(レバンガの勝利はアドバンテージの1勝を含む)
第1試合
○真春 1-0 さに●
第2試合
○きょうま 2-1 あるじ●
第3試合
○さわさき 2-1 SOS●
◆ファーストシーズン部門賞
ベストバトル賞 ミル(第1節 auデトネーション)
※全12節を通してTwitterでの投票により決定
シーズンMVP 真春(レバンガ☆SAPPORO)
※2Pick勝敗が6勝3敗、全試合勝率が67%
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