8月20日にAbemaTVで放送された「スピードワゴンの月曜The NIGHT#121」(毎週月曜25時00分~)に、沖縄ローカル芸人の護得久栄昇、ハンサム中座が出演。沖縄ならではの芸能ウラ事情を明かした。護得久と中座は「沖縄でのピコ太郎ブームを終わらせた」を自称する芸人コンビ。沖縄ローカルCM18社に出演するなど、地域では揺るぎない人気と知名度を誇っている。
この日、井戸田と小沢はコンビ結成20周年記念として、「セクシーフレンド探しの旅」と称して沖縄入り。那覇市の国際通り近くの居酒屋に陣取り、生放送を開始した。「セクシーフレンド」略して「セクレ」候補の女性たちがひっきりなしに訪れるなか、ゲスト出演した護得久と中座のコンビは、テーブルの隅に追いやられるなど邪険な扱いを受けながらも、護得久の絡みづらい存在感を前面に出して、小沢の突っ込みに応戦。「放送事故にならないか心配だよ」などと危惧する視聴者コメントも寄せられたが、中座が「先生」キャラの護得久をフォローしつつ場のバランスを保ってみせた。
井戸田と小沢が「セクレ探し」で忙しなくしているなか、ふたりは沖縄の芸能事情について、自らの立ち位置も含め解説を始めると、「なんくるないさ」の精神が浸透している沖縄ならではの番組トラブルについても明かした。
それは10数年前の出来事。ふたりは、あるテレビ番組関係者からドッキリの仕掛け役を依頼された。全国各地でストリートライブをしている漫才師が沖縄を訪れた際に、地元の怖い人のフリをして脅してくれというものだった。中座と護得久が現場を訪れ、「おまえ誰の許可を得て」と因縁をつけたところ、漫才師は慌てて撤収。そのままイベント自体が流れてしまい、新聞社や広告代理店なども巻き込む大問題になった。ドッキリには、その場を収める種明かし役が不可欠だが、関係者がそうした段取り・仕込みを「なんくるないさ」とばかりに一切用意せず、結果的に彼らの脅しが「本物」になってしまったのだ。
通常の番組制作からは考えられないトラブルに、さすがの井戸田も呆れるばかりだった。
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