
綾野剛が“企業買収”のスペシャリスト・鷲津政彦に扮し、「ハゲタカ」とバッシングを受けながらも日本の名門企業を次々と買収し、再生していく様を描くドラマ『ハゲタカ』(テレビ朝日系、木曜夜9時~)。
第2部の最終回となるきょう放送の第6話に、テレビ朝日の大下容子アナウンサーが出演することがわかった。
■大下アナ、第6話の重要な役どころで出演
「あけぼの」と「ファインTD」の統合に待ったをかけるべく、鷲津が仕掛けた「あけぼの」へのTOB(株式公開買い付け)。鷲津の先制攻撃に対し、「ファインTD」の社長・滝本(高嶋政伸)は「俺の邪魔をしないでくれ」と、泣き落としをしてまで頼み込む。
しかし、鷲津がそれにも耳を貸さないとわかると、滝本はマスコミを使って鷲津とサムライファンドに対して一大ネガティブキャンペーンを開始! 新聞や週刊誌に、一斉に“ハゲタカ”批判を展開させる。
加熱する報道を受け、鷲津は報道番組からの出演オファーを承諾。その報道番組の進行を務めるキャスターを、大下アナが演じる。

さらに、その番組で鷲津は「ファインTD」のバックに潜むアメリカ最大の軍需産業ファンド「プラザ・グループ」の存在を暴露し、さらに世間は騒然となり…! まさにこの先の戦いに向け、大きなターニングポイントとなるシーンだ。
非常に重要な役割のひとつを担うことになった大下アナ。長きにわたり『ワイド!スクランブル』のキャスターを務め、安定感のある進行に定評のある大下アナへの「是非!」というオファーに、恐縮しながらも承諾をしたという。
撮影を終えた大下アナは、「本当に素晴らしい作品に参加させていただいて大変光栄です。とても勉強になりました。綾野剛さんのような素敵なゲストの方なら、毎日でも『ワイドスクランブル』のスタジオに来てほしいと思いました。」とホッとした表情を見せていた様子。
報道・情報番組での大下アナとはひと味違う、ドラマでの姿が見られる『ハゲタカ』第6話。どんな演技を見せてくれるのか、放送をお見逃しなく。
【8月23日(木)放送 第6話あらすじ】
総合電機メーカー「あけぼの」とPCメーカー「ファインTD」が統合に向けて動き出す中、それを阻止するべく、鷲津政彦(綾野剛)率いるサムライファンドは「あけぼの」に対してTOB(=株式公開買い付け)を行うことを発表。記者会見を開き、「あけぼの」現経営陣と「ファインTD」の社長・滝本誠一郎(高嶋政伸)を真っ向から非難する。
思いがけない先制攻撃に対し、滝本は大金をチラつかせ鷲津を牽制。泣き落とし、恫喝、とさまざまな方法で「あけぼの」から手を引かせようと画策する。それでも鷲津が引かないと知ると、今度はマスコミを使って一大ネガティブキャンペーンを開始。新聞や週刊誌に一斉にハゲタカ外資を批判する記事が掲載される。
そんな工作には屈することもなく、サムライファンドは「あけぼの」株のさらなる買い付けを推進。筆頭株主となって、「あけぼの」と「ファイン」統合にストップをかけるというのが鷲津の狙いだった。

さらにマスコミの攻勢を逆手に取り、テレビの報道番組に出演した鷲津は、その場で「『あけぼの』を狙う『ファインTD』の背後には、アメリカ最大の軍需産業ファンドが潜んでいる」と告白。「外資に操られ日本の技術を売り渡そうとする輩は下劣な売国奴だ」と、ふたたび語気を強めて批判する!
やがて滝本の背後にいた軍需産業ファンド「プラザ・グループ」が、直接「あけぼの」買収に動き出し…?
一方、鷲津が去ったホライズンジャパンによって売却された「日光みやびホテル」の株は、外資系ホテルグループ「クラウンセンチュリーホテル」によって買い取られていた。しかし「クラウンセンチュリーホテル」の傘下に入るにあたり、突きつけられた条件は松平貴子(沢尻エリカ)にとって受け入れがたい点が多く、交渉が難航する。「自分に何かできることはないか」――そう問う鷲津に、貴子は…。ついに「ハゲタカ」第2部「電機メーカーあけぼの」編完結へ。
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