
依頼人の死後、不都合なデジタル記録を“内密に”抹消する坂上圭司(山田孝之)&真柴祐太郎(菅田将暉)を主人公に据え、現代社会における大きな懸念材料「デジタル遺品」に初めて光を当てる衝撃作『dele』。その第5話(8月24日放送)に、前代未聞の入れ替えオーディションバトル番組『ラストアイドル』(テレビ朝日系)に参戦した朝日花奈がゲスト出演。現在は番組から生まれた2ndユニット「Good Tears」のメンバーとしても活躍する朝日が、自身初のドラマ出演を果たす。
“恋の話”を軸にした『dele』第5話は、圭司が経営する「dele. LIFE」にデータの死後削除を依頼していた天利聡史(朝比奈秀樹)が不慮の事故で意識不明になるところからスタートする。まもなく祐太郎は、聡史の幼馴染で婚約者だという楠瀬百合子(橋本愛)から、削除依頼そのものを取り消すと言い渡されてしまう。そんな中、百合子の聡史に対する強い愛情を感じ取った祐太郎は、彼女の心を救いたい一心で、聡史の親友・宮田翔(渡辺大知)と接触。思わず言葉を失う状況に直面してしまうことに…。かたや圭司は、元恋人・沢渡明奈(柴咲コウ)と1年ぶりに再会するが…。
この物語の中で朝日が演じるのは、祐太郎と翔が訪れるバーのバーテンダー。朝日は意欲満々で、撮影前に本物のバーテンダーの動画を見て勉強したという。「セリフはなかったのですが、その分、表情で返事をしたり、バーテンダーとして自然な行動をするのが難しかったです」と話す朝日だが、撮影中は持ち前の度胸を発揮し、菅田&渡辺を相手にフレッシュな芝居を堂々と披露した。朝日は、「名俳優さんの演技を目の前で勉強することができて、とても貴重な体験になりました。改めて、演技の深さや格好良さを感じ、もっと演技の勉強をして、いろんな役を演じられる女優さんになりたいと思いました」と語っている。
朝日花奈 コメント
『dele』は1話完結型になっていて、毎回脚本を手掛ける方が違うのが面白くて魅力的だと思いました。また、とても個性的で異なるキャラクターの2人の掛け合いがどんな作品になるのか、放送開始前からすごく楽しみでした。
ドラマは初出演だったので、お話をいただいた時はとても嬉しかったです。バーテンダーの役も初めてで、本物のバーテンダーさんの動画を見て勉強してから臨みました。セリフはなかったのですが、その分、表情で返事をしたり、バーテンダーとして自然な行動をするのが難しかったです。とにかく俳優さんたちの“邪魔にならないこと”を目標に頑張りました。監督さんや周りの皆さんが細かく指示してくださったおかげで、成長できた気がします。
菅田将暉さんや渡辺大知さんは、休憩の時にはとても楽しそうにお話されていたのに、本番になると雰囲気がガラッと変わってスゴいと思ったのと同時に、とても緊張しました。名俳優さんの演技を目の前で勉強することができて、とても貴重な体験になりました。
今回改めて、演技の深さや格好良さを感じ、もっと演技の勉強をして、いろんな役を演じられるようになりたいと思いました。
第5話(8月24日放送) あらすじ
データの死後削除を「dele. LIFE」に依頼していた天利聡史(朝比奈秀樹)のパソコンが操作されなくなって、72時間が経った。この事実を知らせる信号を受信した「dele. LIFE」の社長・坂上圭司(山田孝之)は、相棒の真柴祐太郎(菅田将暉)に死亡確認をするよう指示し、そのまま外出する。圭司が向かったのは、とあるカフェ。目の前に現れたのは、圭司がどういうわけか1年に1度会い続けている元恋人・沢渡明奈(柴咲コウ)だった……。
その頃、聡史の家を訪れていた祐太郎は、聡史の幼馴染・楠瀬百合子(橋本愛)と出会う。守秘義務を貫くため、聡史とは小学校で同級生だったと素性を偽る祐太郎。百合子はそんな祐太郎をいぶかしく思いながらも、聡史のもとへ案内する。向かった先は病院の一室。そのベッドに横たわっていた人物こそがほかでもない、3日前に車にはねられて意識不明となっている聡史だった。
「今、一人はしんどい」――実は聡史の婚約者でもあるという百合子の悲痛な訴えに共鳴した祐太郎は、彼女に付き添って思い出の場所を散策。だが、その道すがら、想定外の出来事が起こる。祐太郎が「dele. LIFE」の人間だと感づいた百合子が、データの死後削除依頼を取り消すと言い出したのだ。会話や表情の端々から聡史への強い愛情を感じ取った祐太郎は、百合子の心を救いたい一心で、聡史の親友・宮田翔(渡辺大知)と接触。そこで思わず言葉を失ってしまう状況に直面し……!?




