8月12日に放送されたAbemaTV『千原ジュニアのキング・オブ・ディベート』では、元防衛大臣の中谷元・衆議院議員を招き、日本の核武装について議論した。
核兵器について「役に立たない」と話す中谷議員。「日本は非核を国是として来たし、持たない方が経済的にも安定的に日本の安全保障は維持されると思う」との見方を示した。
これに対し、株式会社アオイエ代表取締役CEOで社会活動家の青木大和氏は「持つべきではないが、作れる状況を保持しておくことが大事だ」と主張。「原発を保持することで、いつでも核兵器に転用できるということが国際社会に対する交渉カードにもなる」と指摘した。
この話に興味を示したのが、現役大学生で株式会社GNEX代表取締役の三上洋一郎氏。青木氏の意見に「ものすごく近しい」としながらも、「核兵器は戦争の役に立たないと思う。米国の核の傘の下にいて安全保障を保ってもらっていたにもかかわらず、それを半ば裏切る形で核武装をすることに合理性はないと思う」とした。
さまざまな意見が出る中、中谷議員は「核兵器が抑止力になるというのはちょっと時代遅れで、核に代わる兵器がいっぱい出てきている時代なので、核兵器を持てば安全、という時代ではない」と話していた。(AbemaTV/『千原ジュニアのキング・オブ・ディベート』より)