
23日放送のAbemaTV『橋下徹の即リプ!』では、高野連のあり方についても白熱した議論が繰り広げられた。
視聴者から寄せられた、「侍ポーズ禁止が話題ですが、なぜ禁止なのか理解できません。何か論理的な説明は、あるのか?」との疑問。金足農業の吉田投手が初回の守備につく際、膝を着いて刀を抜くような仕草をルーティーンを行っていたところ、自粛するよう指示を受けた問題だ。

元巨人の元木大介氏は「礼に始まり礼に終わるという中で、野球とは関係ないんじゃないかという考え方だと思う。もちろん相手がいることなので、あまり良いことではない。自分が監督だったら"やめとけ"と言ったと思う。普通に頭を下げて頑張ろう、というポーズでもいいだろう。それだったら何も言われなかったはず。しかし、なぜ地方大会の時に高野連は何も言わなかったのか。予選はいいけど甲子園はダメだというのは間違っている」と話す。
橋下氏が「灼熱の太陽の下で、もう死ぬ寸前の状況でプレイしている。普通じゃできない。あんなこと。命をかけてやってるんだから、選手は侍じゃないですか。侍が侍のポーズをしてなんでダメなんですか。高野連は侍のすることをさせているのにポーズはあかんって、ほんとよくわからん。グラウンドに出てるメンバーは戦国武将なんだから」と憤ると、元木氏も「サムライジャパンのロゴも侍の影ですからね(笑)」と応じ、あの暑さはスタンドとも違う。スパイクの金具に熱が籠もって、足の裏が火傷するような感じ。僕らは30℃を超えたときは、練習中にスパイクに水をかけていた」と明かした。

橋下氏の高野連への批判はさらに続いた。「プロの技術を持った人がアマの指導をするのが一番効果が上がると思うが、高野連は交流させないようにしている。プロはお金、アマチュアはお金じゃないから、という理屈かもしれないけれど、プロの選手が入ってきたら、高野連の人たちが駆逐されて、偉そうな顔できなくなるんからなですよ」。
これには元木氏も「ひどいなと思うのは、自分の息子を家で指導しちゃダメなんですよ。誰も見てないから、みんなしてると思うんですけど、ルール上はいけない」と指摘。「指導の講習会を受けに行かないといけないんですよ。プロの人が、アマチュアの人の指導の話座ってずっと聞くっていう(笑)。そして受けた人がリスト化され、高校の校長や理事長から"お願いしたい"という電話をかけるみたいです」。

橋下氏は「あくまでも"俺たちが"っていう高野連は諸悪の根源だと思う。そういうところから改革しないと。そして朝日新聞も毎日新聞も、僕に"政治を改革しろ"って言ってたんだから、自分らも改革すりゃいいのに。子どもたちのことを考えて抜本的に変えないと」と訴えていた。(AbemaTV/『橋下徹の即リプ!』より)







