羽生善治竜王(47)への挑戦権をかけた、竜王戦挑戦者決定三番勝負の第2局が8月27日に行われ、広瀬章人八段(31)が深浦康市九段(46)を231手で下した。これで1勝1敗のタイとなり、挑戦権は最終第3局の結果で決まることになった。
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午前10時に始まった対局は昼、夜の休憩を挟みつつ、お互いが持ち時間の5時間を使い切っても終わらない大熱戦。どちらも絶対に負けないという姿勢で、攻め込まれては徹底的に守る息が詰まる粘り合いを見せると、200手を超える長手数に、終局時間も28日の午前0時1分と日をまたいだ。なお、深浦九段、広瀬八段いずれも挑戦権を得れば、竜王位には初の挑戦となる。
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