23日にAbemaTVで放送された「買えるバトルクラブ」において、DDTプロレスリングの人気ゲイレスラー男色ディーノと、東京女子プロレスの元アイドルのレスラー伊藤麻希が因縁の再戦を果たした。
「買えるバトルクラブ」とは、ライバル関係にある2人が、自信を持ってお勧めする“勝負アイテム”を本気でプレゼン。その後、1週間での販売個数を競い合う、前代未聞のショッピングコロシアムである。
男色ディーノと伊藤の因縁は2018年1月に遡る。福岡のご当地アイドルグループ「LinQ」2期生として活動するも“クビ”になった伊藤は、2016年にプロレスに参戦。2018年には男色ディーノと対戦し、勝利のために自身のファーストキスを捧げたが男色ドライバーに沈んだ。一方、得意技「リップロック」でお株を奪われた格好の男色ディーノは、伊藤に対しておかんむり。「あんなのただのキス。リップロックじゃねえ」と先制口撃を行った。
そんな二人が、ショッピングバトルコロシアムに戦いの舞台を移して行われた因縁の一戦。男色ディーノのセコンドについたDDTプロレスリングの社長・高木三四郎氏は「アイドルを首になったような奴に、ウチの本物のゲイレスラーが負けるわけないんだよ!」と息巻いた。
先攻の伊藤が、故郷・福岡県の逸品「ふくや」の明太子が入ったツナ缶「めんツナかんかん」を披露すると、後攻の男色ディーノは、同じく故郷・広島県尾道市特産の八朔を使ったプリンを披露。「プリンとは思えないプリンプリンの食感」と、プリンのイメージそのままの商品紹介を行ったことでスタジオの失笑を買ってしまった……。
その後さらにヒートアップした二人は、「おぉ、やってやるよ!」とケンカ口調の泥仕合を展開。するとオリエンタルラジオの藤森慎吾に代わってAbemaTVでは初のMCを務めたボイメンの本田剛文から「やってやるよ! 以外のセリフでお願いします」と冷静に突っ込まれて苦笑い。
気を取り直した伊藤は、糖質制限ができ、高たんぱくを摂取できるツナ缶はプロレスラーに人気と話すと、この日セコンドについた東京女子プロレスの王者・山下実優が、トレーニング後にツナ缶を食べている写真を公開。この点については男色ディーノも同意したが、さらに「この商品が美味しすぎて、メッチャ筋トレを頑張れる」と伊藤自身の写真が公開されると、男色ディーノを始め、スタジオからは山下の時とは違った反応が聞かれていた。
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