今年6月に女優休業を発表した小泉今日子が30日、都内で行われた主演映画『食べる女』(9月21日公開)の完成披露試写会に、共演の沢尻エリカ、前田敦子、広瀬アリス、シャーロット・ケイト・フォックス、鈴木京香、原作者・筒井ともみ、監督・生野慈朗と参加した。

小泉は女優休業について言及することはなかったが、“素敵な女性になるための秘訣”を聞かれると「私も50代で、これまで過ぎてきたことはわかるのでそこの場所から話しますね」と語り出し「何もしないよりも、間違えても何かをやった方がいい。引っ込み思案になって何もしなかったという後悔よりも、やっちまったな!という方が人は成長する」と自身の歩みと重ねながら実感を込めた。そして「素敵な女性になるためには…この映画を観ることではないでしょうか?」と座長としてしっかり映画をPRしていた。

一方、同じ質問に沢尻は「みなさんも知っていますよね?私も色々と失敗してきているので…」とオラオラ時代に自虐も「でも今ではその失敗も悪くないなと。それを乗り越えてやると人は強くなるし、輝ける。色々な経験をして自分を突き進めていけばいい」とポジティブマインドを強調した。

また「心を元気にする方法」について広瀬は「肉ですね。いっぱい食べて、その後に大声を出すと溜まったものがスッキリする」と具体的実践方法を明かし「だから私は一人で10時間くらいカラオケに行ったりする。この前も暇すぎて行こうかなと」と大胆なストレス発散法告白。“10時間一人カラオケ”に驚きの声が上がる中で、沢尻は「え~!誘ってよ~!一緒に行こうよ~!」と興味津々だった。
映画は、年齢・職業・価値観も異なる8人の女たちが、美味しいものを好きなだけ食べる姿を通して自分を味わいつくすことの大切さを描く。




テキスト・写真:石井隼人
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