女優・川口春奈と俳優・窪田正孝がW主演を務める土曜ナイトドラマ『ヒモメン』(テレビ朝日系)。働かないことに全力を尽くすヒモ男・碑文谷翔(窪田)と、彼を更生させたい恋人の看護師・春日ゆり子(川口)のバトルを描いた同作だが、9月8日(土)に最終回を迎えるにあたって、クランクアップした窪田と川口が作品への思いを語った。

窪田正孝、クランクアップで雄叫び「よっしゃー!!お疲れ様でしたー!!」
最後の撮影は、ゆり子の勤める病院でのシーン。最終カットのOKが出ると、窪田は「よっしゃー!!お疲れ様でしたー!」と喜びの声を上げ、現場は大きな拍手に包まれた。
愛すべきヒモ男・翔ちゃんを演じきった窪田は「ヒモ役は自分にとっても挑戦でした。キャストの皆さんがいろいろな顔を見せてくれ、皆さんの自由なお芝居を近くで見ることができてうれしかったです」と、達成感に満ちた笑顔で挨拶。
最後は花束を大きく天に掲げて、「ヒモメン最高でしたーっ!お疲れさまでしたー!」と叫び、しめくくった。
ヒロイン・ゆり子を演じた川口は「皆さんにたくさん笑わせてもらって、純粋に撮影を楽しむことができました。窪田さんにはいちばん支えていただきました」と、胸いっぱいの表情で、感謝の気持ちをあらわにした。
勝地涼、個性派キャラクターの熱演に「こういう役しかオファーが来ないかも…」とポロリ
また、濃厚な演技で注目を集めた池目先生役の勝地涼も「かつてないほど自由にやらせていただきました。面白いものを作ろうという皆さんの“熱”を感じ、現場に来るのが楽しみでした。このままいくと、こういう役しかオファーが来ないかも…という不安は残りますが(笑)、突き進んでいきたいと思います」と挨拶。最終回でゆり子の幼なじみ・鷹彦役として登場した渡辺も「最終回にゲストとして出演させていただき光栄でした。毎日、笑いをこらえるのが辛かったですね!本当に腹を抱えて笑った現場でした」と、撮影を心底楽しんだことを明かした。
窪田正孝コメント
つい先日クランクインしたばかりのように思えますが、その一方で、今、すごく達成感を味わっています。僕にとって“ヒモ”役は挑戦でしたが、後半に向かうにつれ、キャストの皆さんがどんどんくだけていって、いろいろな顔を見せてくれました。そんな皆さんの自由なお芝居を近くで見ることができたのが、いちばんうれしかったです。最もくだけてくれたのは、春奈ちゃんだったかもしれません。スタート時に、僕は「春奈ちゃんの新しい顔が見られたら、それがこの作品の意味だと思う」とコメントしたのですが、僕の芝居に対して、彼女はいつもそれ以上のもので返してくれましたし、新しい顔をたくさん見ることができて純粋にうれしかったです。最終回は6話までやってきたことがラストで試されるのではないかなと思っています。池目先生ではない新しいライバルが出現したことで現場に新しい風が吹いたし、翔とゆり子が揺さぶられ、試されます。それがみどころです!
川口春奈コメント
撮影は本当にあっという間でした。内容も楽しいコメディー作品でしたし、皆さんにたくさん笑わせてもらって、純粋に撮影を楽しむことができました。 窪田さんだからこそ、翔ちゃんの無邪気なところ、憎めないところ、母性をくすぐるところがたくさん見えたと思っています。その中にもブレない“芯”みたいなものを窪田さんが軸として持っていらしたので、自分自身もそれに引っ張られてお芝居ができたというか、かなり影響を受けたなと思っています。本当に窪田さんにはいちばん支えていただきました! バカだなぁと思いながらも、それが幸せだったりすることもありますよね…。最終回、この2人らしくラストを迎えられるのか、ぜひ見ていただきたいです。
最終回(第7話)あらすじ
医師・池目亮介(勝地)と春日ゆり子(川口)の衝撃的な場面に遭遇したヒモ男・翔(窪田)。状況を整理できないまま、ゆり子のもとに姉・桜子(片瀬那奈)から電話がかかってきて、いきなり「今すぐ結婚しなさい」と命じられる。
実は、かねてから、ゆり子の花嫁姿を見たいと言っていた父(おかやまはじめ)が、末期がんだという知らせが入り、翔を認めない桜子が妹の結婚相手として指定したのは、ゆり子の幼なじみの“タッちゃん”こと松平鷹彦(渡辺大)。
鷹彦は元医師で、現在は厚生労働省勤務。しかも高身長&イケメンという“ミスターパーフェクト”であり、海外任務から帰国したばかりだった。
悩んだ末に結婚を決意したゆり子だったが、ヒモ男vsイケメン医師vs幼なじみの高スペック男、3人の運命やいかに……!?
『ヒモメン』最終回(第7話)は9月8日(土)よる11時15分より放送。


