体育大学を舞台にした爽やか青春ラブコメ『恋のゴールドメダル～僕が恋したキム・ボクジュ～』 | ドラマ | ABEMA TIMES

　地道な練習に支えられたパフォマーンスで見るものを感動させるスポーツ選手たち。『恋のゴールドメダル～僕が恋したキム・ボクジュ～』は、体育大学を舞台に、そんな彼ら、彼女らの日常と恋を描く爽やかな青春ストーリーだ。

　ハノル体育大学2年生のボクジュは重量挙部のエース候補。親友のナニ、ソノクと共に毎日、厳しい練習に明け暮れ、「たくさん食べる」ことを何よりも楽しみにしている。そんなある日、ボクジュたちが暮らす学生寮に下着泥棒が侵入。犯人を追っていたボクジュは水泳部のジュニョンを捕まえるが、その後、誤解だったことが判明する。渋々、謝りに行った彼女は、彼が小学校の同級生だったことを思い出し、その日からふたりの友達関係が始まる。

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　スポーツもののドラマは多いが、主人公が“重量挙げの選手”、それも、“女子の”というのが、この作品のユニークなところ。かなり難易度の高い役柄に、抜群のスタイルを生かしてモデルとして活動を始め、ドラマ『恋はチーズ・イン・ザ・トラップ』などでも都会的なイメージの役柄を演じてきたイ・ソンギョンが挑戦している。「今までこんなに短く髪を切ったことも、“着飾らない”こともなかったので、最初はイメージをうまく描くことができませんでした」と語っていた彼女だが、体重を増量し“重量挙げしか知らない”ボクジュに見事変身。小学校以来、久しぶりに再会したジュニョンが顔を合わせるたびにからかってしまうのも当然と思えるほど、キュートな魅力を存分に発揮している。

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　そんな彼女を次第に“恋の相手”として意識するようになるジュニョンを演じているのは、これまたモデル出身のナム・ジュヒョク。こちらは水泳選手役ということで、鍛え上げた肉体を惜しげなく披露してくれる。お互いを励まし合いながら親しさを増していくふたりの姿はなんとも愛らしく、見ているだけで笑顔がこぼれてくる。ドラマの終了後、ふたりが実際に交際していると報道された（後に破局）が、「やっぱりそうだったのか！」と納得してしまうほどすばらしいコンビネーションを見せている。

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　脚本はドラマ『ああ、私の幽霊さま』も手がけたヤン・ヒスン。ボクジュとジュニョンの恋の行方だけでなく、それぞれの家庭環境、選手たちを支える重量挙げ部の監督やコーチのキャラクターなども丁寧に描かれ、ヒューマン・ドラマとしても見応えがある。ボクジュと親友たちとのリズミカルなセリフのやりとりや、新体操部との対立など、笑えるシーンも満載。同じ制作会社が手がけた『W-君と僕の世界—』に主演したイ・ジョンソクがドラマと同じ設定で顔を見せたり、少女時代のソヒョンが、ボクジュの片思いの相手の初恋の人として登場したりするのも楽しい。