アーティスト・GACKTがオーナーを務めるAbemaTV「GACKTプロデュース!POKER×POKER~業界タイマントーナメント」。9月7日放送回では、そのGACKTのトークがいつも以上に冴え渡った。

この日の組み合わせは、女優界代表・新川優愛とIT社長界代表・藤田晋の対決。試合開始前、新川は「(女優は)いろいろな表情を出す仕事なので、逆に表情を出さないポーカーフェイスでいければ」とコメント。藤田は言わずと知れたAbemaTVのボスであり、さぞかし緊張感のあるクールな試合展開になるかと思われたが、それは大きな間違い、なんと2人とも超が付くほどのゲラ(笑い上戸)だったのだ。
第1ラウンド、ポーカー初心者の新川が独り言を漏らしながらプレイしていると、すかさずGACKTは「何をブツブツと言っているのか」とひとツッコミ。これを聞いた藤田が笑ってしまうと新川もそれにつられ、2人揃っていきなり当番組のオリジナルルール「笑ってしまうと罰符」を犯してしまった。第1ラウンドで敗北した藤田が続く第2ラウンドでも敗れると、GACKTは「またもや女優にやられる。藤田晋、女優に弱いのか」と切れ味鋭いコメント。たまらず新川が吹き出すと、饒舌になったGACKTはレイズ(チップ上乗せ)することなくもぐってプレイする新川を「いわゆるもぐラー」と評し、周囲をも爆笑させた。
中盤以降になるとGACKTのトークはパワーアップし、手札を確認しながら勝負を受けるか否かで悩んで挙動不審気味になった新川に対して「とうとうおかしくなった新川優愛」。結局、訳わからずに勝負を受けて4のワンペアで勝利すると「ナイス訳わかんない」とコメントして藤田を笑わせ続けると、終盤には2人の戦いぶりを「演技の新川優愛、過剰反応の藤田晋」と解説して両者の表情を崩壊させた。確かに藤田は新川が役一覧表を見るたび、ピクリと反応していた。さすがはGACKT、非常に的確な解説といえよう。
終わってみれば、どちらも11回のペナルティ。この不名誉な大記録が抜かれることは今後、あるのだろうか。ちなみに、試合は第24ラウンドで新川が藤田のオールインを一蹴して勝利。9月トーナメント大会決勝進出を決めた。
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