依頼人の死後、不都合なデジタル記録を“内密に”抹消する坂上圭司(山田孝之)&真柴祐太郎(菅田将暉)を主人公に据え、現代社会における大きな懸念材料「デジタル遺品」に初めて光を当てる衝撃作『dele』。9月14日(金)放送の最終話では、圭司と祐太郎がそれぞれ覚悟を決め、心の奥底に抱えこんできた壮絶な過去に決着をつけることに!これまでどこかおぼろげだった主人公2人にフォーカスする。

 そのクライマックスはまさに波乱万丈で、圭司と祐太郎の拠点である『dele. LIFE』が何者かに襲撃されるなど、かつてない展開が次々と巻き起こる。そんな中、本作でたびたび大きな話題を呼んできた、圭司&祐太郎の圧巻アクションも炸裂。圭司が“超絶車椅子アクション”を、祐太郎が“2分半におよぶ1カットアクションシーン”を繰り広げ、気迫に満ちたクライマックスを盛り上げる。

圭司と祐太郎は出会うべくして出会った…!? 本多孝好が手掛ける『dele』集大成!

 ラストエピソードの脚本を手掛けるのは、もちろんこの人――シリーズ全体の原案・パイロット脚本を担当しているベストセラー作家・本多孝好。『dele』の生みの親である本多は自らが脚本を書いた第1話および第5話でも、圭司&祐太郎の過去に断片的に触れてきた。そんな本多が全8話の集大成として、2人の過去を真正面から描、麿赤兒と大塚明夫という、人生のひだと深みを感じさせるゲストを迎え、圭司と祐太郎の心をえぐり出す物語を展開していく。

 物語は、祐太郎の妹の不審な死をめぐり、入院先の弁護をしていた辰巳仁志(大塚)が死亡するところから始まる。なんと、辰巳が「dele. LIFE」に死後削除を依頼していたファイルには、 “祐太郎の無念を晴らす真実”を示唆する音声データが残されていたのだ。それを機に、あぶり出される祐太郎と圭司の過去…。2人の過去には何があったのか。そして2人が出会うべくして出会った理由とは一体何なのか。心震える『dele』ラストエピソードに注目したい。

最終話あらすじ

 「dele. LIFE」にデータの死後削除を依頼していた辰巳仁志(大塚明夫)が死亡。パソコンの動作停止を知らせる信号が、「dele. LIFE」の社長・坂上圭司(山田孝之)の端末に送られてきた。その報告を受けた相棒・真柴祐太郎(菅田将暉)は怒りを抑えた表情を浮かべ、依頼人は弁護士の辰巳仁志なのかと確認する。いつもは朗らかな祐太郎の豹変ぶりに、驚きを隠せない圭司。その矢先、さらに想定外の出来事が起こり…!

 まもなく圭司は、辰巳が祐太郎の妹・真柴鈴(田畑志真)の死をめぐり、入院先の弁護を担当していた人物だと突き止める。当時、鈴の死には不審な点があったが、病院側の主張が通り、祐太郎ら遺族は筆舌に尽くしがたい心の傷を負っていたのだ…。身を切り裂く過去に共鳴した圭司は、祐太郎に促されるまま、辰巳が遺した音声データを再生。そこには“祐太郎の無念を晴らす真実”を示唆する会話が記録されていた…!

 慎重に真相を探ろうとする圭司。だが、データの即時公表を切望する祐太郎は、圭司への不信感をあらわに「dele. LIFE」を飛び出し…!?

 『dele』最終話は2018年9月14日(金) 午後11:15~深夜0:15放送 (※一部地域を除く)

(C)テレビ朝日

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