俳優の吉沢亮が13日、都内で行われた映画『あのコの、トリコ。』(10月5日公開)の完成披露試写会に参加した。

若手イケメン俳優として女子中高生から絶大な人気を誇る吉沢は、地味という設定の役どころに「楽しい。むしろキラキラしている方が僕は難しい。僕の中にキラキラ要素がないので、キラキラというかプライベートも地味」と共感を寄せ「根暗で内気な役の方が演じていて馴染みやすい。普段も地味。基本的に家でずっと漫画を読みながら酒を飲んでいる。大人数だと気まずい。一人でのんびりする方がいい」と“地味”連発でインドア派をアピールした。

幼馴染3人が芸能界を舞台に夢に恋に駆け抜ける、100万部突破の少女コミックを実写映画化。吉沢は、雫(新木優子)に恋する地味で冴えないメガネ男子・頼を演じる。
自称・根暗の吉沢だが、理想のデートは「江の島。なんか若い感じがしていい」と王道を選択し「江の島の夜の海にドライブしながら行って、人がいないところで2人でロケット花火をする。そして30分くらい海を見て帰る。キスするか?ん~、チューのタイミングは3回くらいある」と解説した。
また映画タイトルにかけて「最近トリコになっているもの」を聞かれると、お笑いトリオ・トンツカタンのネタ動画を見ることを“トリコ”に挙げて、いかにこのトリオが面白いかを熱弁。しかし配給側から映画に沿ったキュンキュン系の“トリコ”コメントをリクエストされると「え?じゃあどういうのがいいの?逆にあります?」と首をひねり「基本的に半径5メートル以内で出来ることしかやっていないので…」と筋金入りのインドア派ぶりをみせていた。




テキスト・写真:石井隼人
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