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 昨年末にテレビ朝日系で放送された『真冬の無人島で2泊3日0円生活』の完全版として『全く寝ないで73時間! 破天荒ナスDの無人島で2泊3日0円生活 完全版6時間スペシャル』がAbemaTV(アベマTV)で放送された。

 島に着いたナスDは早速、家作りからスタート。草を刈って家を作る場所を確保している最中にサワガニを見つけ、いきなり食料をゲット。

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 ナスDが生きたままサワガニを口に放り込むと「甘い! 島に来て何も食べてなかったから甘さ感じた。ミソがちょっと苦いですかね。普通のカニよりもミソがちょっと苦め。茹でて食べたらおいしいけど今、火がないんで。火もないし、入れる器もないから生で食べるしかなかった。これは大自然で生きているカニなんで、多分そんな悪いものは入っていないと思う。うん、おいしい」といきなり本領を発揮する(※知識なく食べるのは危険)。

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 家を完成させ、火を起こすことに成功したナスD。ここでついに漁に向かう。ナスDといえばモリ突きのイメージが強いが「得意ではない。仕事でできるようになった」のだという。濱口にモリ突きを教えたことについて聞くと「始めたのは一緒くらい。濱口さんより先にロケハンでやったっていう。『1カ月1万円生活』のときにロケハンでやってそれで教えた」と明かした。

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 さらに「ウエットスーツが薄さ1.5mmなんですよ、僕。もうレオタードみたいな薄さ。濱口さんは5mmなんですよ。海の中で動けないので。魚の動きの方が速いから1.5mm」と説明。色も魚に気付かれないように青の迷彩にしているのだという。

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 現在の気温は1℃。「30分間で6匹。素手とナイフで獲ってくる」と短期決戦で決着をつけることを宣言。「体温の低下が無人島での生死を分けるって番組の冒頭で言ったのにもう低下してる。全然頭が回らなくなってきちゃった」と体温の低下を自覚するナスD。

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 漁の開始から2分かからずにナイフを使って1匹目の魚をゲット。そして、ナスDは水中で魚をさばき始める。わずか30秒でホウライヒメジをさばききってしまった。

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 日本には数多くの番組があるが、こんなディレクターは稀な存在だ。ぐいぐいと深く潜っていくナスDについて、水中カメラマンの中川隆氏は「好奇心があればどこまでも行っちゃう。大人の皮を被った子ども。狩猟本能の塊」と語る。

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 その後もペースを落とさず、ヤガラ3匹を素手でゲットしていくナスD。そして格闘の末にゲットしたタコの頭を岩場でまるかじり。足にも食らいつくが吸盤が口に吸い付き、「スゴく痛い、口が。全くオススメできない」と感想を語った。

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 この日の成果は7匹だ。“家”に帰ってきたナスDは早速、料理に取りかかる。

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 最初に調理するのはタコ。「料理は勢い!」と海水を鍋に入れていく。「タコは、本当は塩を1袋ぐらい入れてよく揉むんですよ。タコのぬめりとか取るのも、洗濯機で取っている人もいるぐらいですからね」と解説。オジサンという魚は遠赤外線でじっくりと火を通し、旨味を凝縮していく。

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 ナスDは「燻製みたいな感じで旨味をギュッと閉じ込めたい。特にオジサンは。自分もオジさんなんで。愛情が湧いちゃって。オジサンがある日突然、夜中の2時にオジさんに頭からナイフで刺されるんですよ。朝には料理になっているとしたら、おいしくしてあげたい」とこだわりをみせる。

 茹でダコを口にしたナスDは「うまい! 味が強い! そりゃうまいわ。噛みごたえもすごくある」と大満足の様子。そしてアジアコショウダイの刺身を口にすると「うんま! 何これ? 今1個食べてから気付いたんですけど、何も付けてないのにメチャクチャおいしい。臭みも全然ない。バリクソ美味いやん! ものすごい油も乗っている。全く臭みがない。やっぱりタイなのかな」と初めてのおいしさに興奮気味だ。

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 今度は落ち着いてじっくり味わってみると「しょう油を付けてないのに味がする。素材の旨味を探求したくなってきましたね。どうしてこのアジアコショウダイはこんなにおいしく生まれてきたのかな?」と感動を語るナスD。

 2日目、「あと24時間しかない」と焦りつつも、本日の食材を探しにまた海に漁へ向かうナスD。疲労の色をスタッフに指摘されるが、ナスDは「疲れてない」と否定。

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 ナスDは「50匹取りにいく。目指せ!50匹」と目標を宣言し、「50って漁師ですよ。たぶん、こうやって(番組に)出るの最後なんですよ。後悔したくないから」と静かに闘志を燃やす。

 なんと、ナスDは無人島生活でやりたいことを、あらかじめノートにまとめていた。22ページも書いてあるが、1日目の食事を食べ終わるまでにやり切っているのは、その内2ページ分。年末の放送では編集の都合上、よゐこの3日間に対し、ナスDは1日目しか放送しなかったが、専門家と一般審査員の評価は73対27でナスDの圧勝だった。

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 点数の結果を濱口に伝えると「リベンジする。負けじゃねえ、勝ちの途中。来年またやろう」と強気をみせる。そしてこの評価がナスD1日のみの結果だと伝えると「何やそれ! アイツ、どんだけ1日でやってんねん。話にならんわ。どんだけはしゃいどんねん。(ナスDの残り2日分が)気になるね。どんな生活してるんやろ?」と驚いた様子をみせた。

 真冬の海は昼間も短期決戦だ。ナスDがモリを持って海へ行く。夜に比べて視界はいいが、魚たちも動きが速い。ナスDはどんな潜りを見せるのか。

 一息で長時間潜れるナスDだが、実は自宅の風呂でタイムを計りながら息止めの練習をしていたという。そこで少しずつ記録を伸ばし、自信をつけたという。

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 開始から7分で待望の1匹をゲットするナスD。しかし、この魚は背ビレに毒を持っているセダカアイゴだった。身はおいしいが、刺されると6時間ほど痺れてしまう。今は時間がないため、逃すのかと思いきや、その場で毒針と内臓を30秒で落とし、すぐさま作業再開。

 その後も捕まえたブダイを海中で下処理をし、そのまま“獲れたて”を食すナスD。ナスDのワイルドすぎるランチタイムに、AbemaTV視聴者からも「ワイルドすぎる」「素潜り調理師」「無呼吸おどり食い」「まさに新鮮とれたて」「産地直食」「速すぎて魚も自分が死んだのか分かってなさそう」などコメントが相次いだ。

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 ナスDの生命力にロケに同行していた水中カメラマンの中川隆氏も「正直、追いつけないですよ、あれ。ほとんどバックショットしか撮れてない。正直、あんまり(ナスDの撮影を)やりたくない。勝手にやればって(気持ちも出てくる)。(ナスDは)回復力がすごい。こっちが腰痛くなっちゃう」と胸の内を明かすほど。

 50匹ゲットに向かって順調に魚を捕まえていくナスD。いったい破天荒ナスDの無人島チャレンジはどうなるのか。詳細はAbemaビデオで配信中だ。 

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