昨年末にテレビ朝日系で放送された『真冬の無人島で2泊3日0円生活』の完全版として『全く寝ないで73時間! 破天荒ナスDの無人島で2泊3日0円生活 完全版6時間スペシャル』がAbemaTV(アベマTV)で放送された。
実は、よゐことナスDは、20代の頃からの付き合い。『無人島0円生活』でも出演者と裏方として互いに信頼を寄せていた。無人島生活の最終日前夜、濱口はナスDとの思い出を語る。
濱口は、過去に放送した『1カ月1万円生活』のロケで、おにぎりを景色のいいところで食べる画を撮るため、ナスDに危険な場所で撮影を求められたという。雷雨の影響で危険な状況の中、濱口は制止したが、どんどんナスDは山奥に入っていく。
「あそこに乗って撮ったらいい映像になります」と濱口にアドバイスするナスD。しかし、その場所は、足を滑らせたら下は岩だらけの危険な滝壺だった。
濱口がナスDに「そこでの撮影は厳しい」と伝えると、ナスDは「じゃあ僕が見本見せますんで」と向かってしまった。案の定、そこは危険な場所で、濱口は「(ナスDが)しゃがんだ瞬間に滑り落ちた。ナスDは身体能力が高いから、落ちる瞬間にヒョロヒョロの根っこみたいな枝にバシッて捕まって『濱口さん、やっぱりここやめましょう!』って。当たり前やろ!」と当時を振り返った。この他にも“やっぱりやめましょう”となったエピソードが語りきれないほどあるという。
そんな危険と隣り合わせの経験を共にしてきたナスDとよゐこ・濱口。ここで、濱口の口から、今まで一切語られることのなかった『無人島0円生活』の誕生秘話が明かされた。
きっかけは、濱口が「生涯に1度と言ってもいいぐらいブチ切れた」という『1カ月1万円生活』のロケ中に起きたナスDとの大喧嘩。ライブの稽古に行こうとした濱口を「節約生活中です!」とナスDが引き止めた。
稽古の予定について事前に伝えていた濱口は、ナスDの制止を振り切ってロケバスに乗り込んだ。しかし、そこにナスDも「ダメです。行ったら!」と乗り込んできた。ロケバスは走り出すも、車内では「戻ってくれ」「戻らない」の言い合いが続いた。
結果、頭に血がのぼった濱口は「有野が待っとんねん! 俺はコンビなんや! お前なんか知るか!」と言い放った。これを聞いたナスDは高速道路を走行中にも関わらず「じゃあ僕、ここで降ります!」とロケバスを降りようとしたため、濱口は興奮しながらもナスDを引き止めた。ここでようやくナスDが「1回冷静になりましょう」という言葉を発し、2人は落ち着きを取り戻した。
そんなナスDが「考えます」と言って出てきた企画が、出演者を帰らせないための“無人島企画”だった。
濱口は「そうやって喧嘩して生まれた企画を、その男と今よゐこが対決してる。それがテレビ朝日の年末で放送されんねんで。スゴイな」と感慨深げ。
いったいよゐこ&破天荒ナスDの無人島チャレンジはどうなるのか。詳細はAbemaビデオで配信中だ。