齋藤飛鳥(乃木坂46)が18日、東京・TOHOシネマズ六本木にて行われた映画『あの頃、君を追いかけた』の完成披露試写会に出席した。
舞台上で齋藤は「今回、個人的には映画初出演だったので、いろいろと皆さんにはご迷惑をおかけしたと思うのですが、こうして無事に撮り終え、今日皆さんに観ていただける日が訪れた事が、本当に良かったなぁと安心しております」とホッとした表情を見せる。それから、「私にとっての”あの頃”っていうのがなくって。私は乃木坂しかないので、そこ以外で青春とかちょっとキラキラしたものを経験させてもらえたのが、この作品が初めてだったので。そういう意味でもここに立ってる皆さんは私にとってすごく大事な存在なんだろうし、この作品も大事な作品になったなと心から思っています」と話した。
イベントの終盤で齋藤は慎重に言葉を選びながらも「観ていただいて方がどういう風に感じるかはそれぞれですし、こちらからは何も言えないですけど、あの頃とか、もう2度と戻らないようなすごく大切な時間とか掛け替えのない美しい時間というものを思い出すきっかけにこの作品がなったらうれしいと思います。不安はもちろんありますけど、個人的にはすごく素敵なスタッフさんやキャストに囲まれて、幸せに1ヶ月近く撮影をがんばったので、まずは皆さんに観ていただく事が大事なんだろうなと思います。皆さんにとっても大切な作品になればなと心から思ってます」と呼びかけた。
この日の舞台挨拶にはヒロイン役を演じた齋藤のほか、主演を務めた山田裕貴、2人の同級生役の松本穂香、佐久本宝、國島直希、中田圭祐、遊佐亮介、監督の長谷川康夫が登壇した。『あの頃、君を追いかけた』は10月5日より全国公開される。