元AKB48でタレントの西野未姫氏が、9日に放送されたAbemaTVの『千原ジュニアのキング・オブ・ディベート』で「国営の婚活アプリを作れ!」と訴えた。
日本が抱える少子化問題について政治家を交えて議論する中で西野氏は「今、婚活アプリが流行ってますけど、映りを良くするために写真を加工したり、ウソの年収を書いたりするヤツがいるんですよ。中には遊び目的でやってる人もいるので、国が公式のアプリを作れば皆もウソつけないし、本気で結婚したい人も"国がやってるなら"ってなると思う。そうすれば結婚する人が増えて少子化も解消されるんじゃないかなと思う」と自身の友人のエピソードも交えつつ、オーバーな身振り手振りで持論を展開した。
この意見に自民党の石﨑徹衆議院議員は賛意を示し、「実はシンガポールは似たようなことをやってるんですよ。パートナー・コネクションファンドといって、税金を使って成人の方に婚活パーティーなどの情報を発信するという少子化対策を積極的に行っています。日本の場合、いきなり国がドカンとやるのは難しいので、今は自治体が色んなことをやってるんです。例えば愛媛県ではパーティーやお見合いをやっていて、データを蓄積して結婚確率の高い人の条件をマッチングしている例があります」と紹介した。
一方、アイドルグループ仮面女子の桜雪氏は「出会った後は自由恋愛だから、遊び目的の人は国営でも遊びますよ」と指摘。さらに元SEALDsの諏訪原健氏は「そもそも結婚しなくちゃいけないのか?と。その自由があるはずなのに国がやるっていうことは、"結婚すべきだ"っていう国家としてのメッセージになっちゃいますよね。それは問題だと思うんです。だからそこは民間でっていうのが正しい在り方なんじゃないかな」と話していた。(AbemaTV/『千原ジュニアのキング・オブ・ディベート』より)