過去に安室奈美恵とコラボ経験のあるアーティスト同士の対談が実現。Mummy-Dと川畑要(CHEMISTRY)が、9月16日に歌手活動を引退した安室にまつわるエピソードを語り合った。
(安室奈美恵引退当日 6時間生放送2大特番Abemaビデオ:https://abema.tv/video/title/90-1131)
Mummy-Dは2006年にZeebraの呼びかけにより実現した「Do What U Gotta Do feat.AI, 安室奈美恵 & Mummy-D」などでコラボ。安室の大ファンを公言する川畑は2011年に『#1』にてコラボを果たした。なお、両楽曲は2011年にリリースされた安室のコラボレーションベストアルバム『Checkmate!』に収録されている。
対談の中で川畑が「共通の知人がいて『今、安室さんと一緒に居る』ってことでお食事をさせていただくことになったんです。その時安室さんはコラボアルバムを出す予定はなかったんですけど、『もしコラボをやることがあったら川畑さんに連絡する』って言ってくださったんですよ」とコラボした経緯を明かすと、Mummy-Dは「まじ? まじ?」と驚きの表情を浮かべる。さらに川畑は安室と一緒にカラオケに行ったエピソードを話し、『Baby Don't Cry』を一緒に歌ったことなど思い出話に花を咲かせた。
Mummy-Dは安室とのレコーディング現場での思い出を回顧。安室が歌入れした直後にプレイバックを聴かずすぐさまスタジオを出て休憩スペースで犬を撫でてたというエピソードを明かす。これに川畑が「そうなんですか。まず(プレイバックを)聴きますもんね」と驚くと、Mummy-Dは「プレイバックを聴かない人は初めてだったけど、手を抜いてるんじゃなくて、(スタッフに)完全に預けているんだなと思った」と話した。なお2人の”安室奈美恵ベストソング”は、川畑が『SWEET 19 BLUES』(1996年)、Mummy-DはSUITE CHIC名義の『ain't yours』(2003年)を挙げた。
最後にMummy-Dが「引退しても、もしどこかでお会いできる機会があったら1杯くらい乾杯しつつ、いろいろお話しできたらいいなと心から思ってます」と安室へコメントを寄せると、川畑も「引退するというニュースを聞いた時は信じられなくて、寂しい思いが強かったんですけど、今は安室さんらしいなと。音楽に対するプロ意識というかブレないスタイル。引き際の美学というのを感じました。すごく素敵でさらに大ファンになりました。もしまた飲む機会があったらぜひ乾杯してください」と再会に期待を込めた。