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 2月21日、急性心不全のため亡くなった俳優・大杉漣さんが最後に主演を務めた映画『教誨師』。その完成披露試写会が21日に都内で行われ、俳優の光石研(56)らが出席した。

 同映画は、大杉さん演じる死刑囚専門の教誨師・佐伯が、6人の死刑囚たちとのかかわりを通して自らの人生と向き合う様を描いている。今作では、大杉さんが初めてプロデューサーを担当していた。

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 映画に出演した古舘寛治(50)は「大杉さんの初プロデュース映画ですけれども、大杉さんはこれを機に2作目、3作目を撮りたかったと思う」とコメント。そして「大杉さんの今の望みは、この映画がたくさんの人に観てもらえることだと思うので、きょうがそのスタートになります」と話した。

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 また、公私ともに親交が深かった光石は、「実はきょう、ここに来る前に大杉さんのお墓にお参りに行って、『きょう完成披露です』ということでご報告してまいりました」と切り出し、「きょう着ているこのジャケットは、大杉さんからいただいたものです。だからきょう僕は、大杉さんと一緒にここに来ております」と優しい表情で話した。

 さらに光石は「この映画には大杉さんの魂、気持ち、全てが写っています。大杉さんの顔も、体も、手も、全身が映っております。どうぞ皆さん、きょうは俳優・大杉漣を浴びて帰ってください。そして宣伝してやってください。よろしくお願いします」と大杉さんへの想いを語り、深く頭を下げた。

(AbemaTV/『AbemaNews』より)


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