女優の知英が3日、都内で行われた日米合作映画『殺る女』(10月27日公開)の完成披露上映会に共演の武田梨奈、宮野ケイジ監督と参加した。

運命に翻弄される殺し屋・愛子役の知英は、映画の内容にかけて「運命が変わったターニングポイント」を聞かれると「女優をはじめたこと。第二の人生を生きているみたいな感じなので、こうして日本で活動できているのも、自分の人生においての大きなターニングポイント。これからも色々な現場での出会いを大切にしていきたい」と気持ちを新たにしていた。

組織の鍵を握る女・加賀由乃役の武田とは初共演で、この日が初対面。知英から「可愛いし、素敵な笑顔に惹かれる」などと絶賛の嵐を受けた武田は「イベント前の撮影でカメラマンの方から『見つめ合ってください』と言われたけれど、恥ずかしくて見られなかった。天然記念物のようで、知英さんって実際にいたんだというくらいの透明感」と惚れつつも「芝居も歌もダンスも言葉も喋れて性格も優しくて悪いところが一つもないから悔しい」と早口で嫉妬していた。

寡黙なスナイパー役に知英は「今まで演じた役の中で一番セリフのない役。当初はセリフを覚えなくていいやラッキー!と思ったけれど、実際は感情のすべてを表情や目の演技で表現しなければいけなくて、それは大間違いだと思った」と苦笑いだった。

テキスト・写真:石井隼人
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